初仕事2008年01月02日 18時06分

みなさま明けましておめでとうございます。
それにしても降りましたね。
年末はわりと暖かくて、積もった雪も全部融けていたんですが、土壇場になっていきなり降り出し、大雪、吹雪での年明けになりました。
元日は例年通り、消防団の新年会。まあ、お清めってことですな。どうか災害が起きませんようにと。
今日の午後になって、やっと雪も小降りに。
西から流れてくる厚い雪雲が切れて、青空もチラホラ。
この冬初めての除雪作業です。ビニールハウスはここ2,3日ですっかり雪に埋まってしまいました。
一年寝ていた除雪機を引っ張り出して、調子を確かめながらの除雪作業。
2,3年前みたいに毎日毎日となるとうんざりするけれど、機械仕事は楽しいもんだ。
一仕事したあと、コタツでミカン。ああ、正月だなあ、至福の時だ。

チョーしょう油2008年01月06日 17時56分

お正月の恒例ってことで、新庄市消防団の出初め式。
小雪の降る中参加してきました。
で、お昼で終わって、みんなで飯食おうってことで、近くのラーメン屋に。
鳥モツの煮込みを乗せた「もつラーメン」が新庄名物、なのですが、モツは美味しいけれど肝心のラーメンが・・・。
どうも新庄市内のラーメン屋はコシのないしんなりした麺を使っている店が多くて、これがイマイチ。好みの違いといわれればそれまでだけれども・・・チェーン店の麺の方がまだ・・・。
今日の店はスープもしょっぱかった。しょう油ラーメンとはいえ、かなりしょう油の味が濃くてダシの味がしない。のどが渇いてしまいそうでとても飲み干せない。
地元の味が好みに合わない。ヒゲキだなあ。

雪の毎日2008年01月14日 18時40分

お正月をぽーっと過ごしていたら、いつの間にかもう中旬です。
いかんなあ、なかなか仕事する気が起きない。
だって、仕事といえばハウスの中にじっと座って、セコセコと雑穀の脱穀作業。こういった単純労働が一番気が滅入る。ラジオとか聴きながらやってみても、なんだか低調。はかどらないんだなあ。早く春になんないかなあ。

ところで、昨日の猛吹雪ときたらすごかったね。一日中吹き荒れてたから、とても仕事なんかしてられない。って、屋内作業だから理由になってないんだけれども、とにかく一日コタツの中で過ごしてしまった。
夜に地区の集会と新年会。
集落のほぼ全員が集まった。(各戸一名)
ひさびさガンガン飲んだ。でも、除雪の仕事とかしている人は早めに切り上げていったなあ。翌朝にアルコールが残るとまずいってんで、酒飲みもあっさりとしたものになりつつあるのは寂しいな。

今日は風が収まったものの一日中氷点下。
雪がもさもさ降ってきた。
久しぶりにハウスの除雪。
外作業は楽しいな。

雪が積もったなあ2008年01月20日 18時55分

ここのところ近所でお葬式があったり、ハウスの除雪や屋根の雪下ろしで脱穀作業は中断したまま。
なんとか今週中にはアワの脱穀を完了したいのだけれど、なかなかはかどらないなあ。
わりと暖かい冬だなと思っていたのが、中旬当たりから急に冷え込んできて日中でも氷点下の日がザラ。少なかった雪もすっかり例年通りに積もりました。
毎日の除雪作業は大変だけれども、やっぱりしっかり積もってくれると、何となくホッとするというか、ヘンにうれしいというか。なんかありがたいね、冬が寒いと。
で、近所の葬式の手伝いで、毎日葬式のまかない料理を食べていたら胃の調子がイマイチ。
精進料理だけれど、意外と油が多くて・・・。

「食べ方」ではなかった。2008年01月21日 17時58分

ドキュメンタリー映画『いのちの食べかた』を観てきた。
「食べ方」をとらえたドキュメンタリーかと思ったら、そうではなく、延々食料の生産現場のみを記録した映画だったので、ちょっと肩すかし。邦題が紛らわしいな。原題は『私たちの日々の糧』。
穀物、野菜、家畜の大規模生産の現場を言葉も説明も音楽もなしに淡々と映し出している。
どうなんだろうね、これ。
見る人の立場によってゼンゼンとらえ方が違ってくるのかな。
農業の現場にいる者としては知りすぎている内容だから、観ていて眠くなってしまった。でもまったく農業の現場を知らない人には新鮮なのかな。

気になったのが、農場や屠畜場で働く従業員の人たちの描き方。
黙々と作業に従事する姿だけを、極力人間性を見せないように描いているし、大型機械での収穫作業など、まるで人間が介在していないように描いている。
農産・畜産物は人間が作るもので、経営者の考えや労働者の思い、感情などがそれらを作っている。そこは大規模農業だろうが、有機農業だろうが変わらない。それを見えないようにして、事象だけを描いたのでは本当のことはわからない。食料に関する問題の解決には繋がらない。
そんな映画ではないのかな?考えずに情報としてただ受けとめればいいのかな?
とにかくなんにも知らない人にはこんなのも悪くないのかな。あくまで一面と割り切って観れば。
でも自分が仕事している姿をこんなふうに描写されたらひどく悲しいな。

至福のどんがら2008年01月26日 19時54分

晴れたねえ。
いや、先日の吹雪の凄まじさといったら。
つくづくコタツがあってよかった。
風が強くてあんまり雪が積もらなかったけれど、今シーズン何度目かのハウスの除雪作業。
いい感じだな。毎日だとうんざりするし、去年みたいに一冬で2,3回しかやらないと物足りないし。
雪も今ぐらいで収まってくれるとなかなか愉快なんだけど、どうだろうか。

晩にドンガラ汁をいただきました。
庄内名物の平たくいえばタラのアラ汁ですな。
真冬の脂ののった寒鱈を身からワタからばっさばっさと骨ごと鍋に投げ入れて野菜と煮込む冬の定番。
う~まいんだ。
白子や肝のふんわり、ねっとり感。プリッとした身を歯で背骨からそぎ落とす痛快感。口の中で身と小骨をより分ける幸福感。何よりも頭の辺りのゼラチン質のぷるぷる感、ちゅるちゅる感。たまら~ん。
冬があってよかった!