雨がない。水がない。2008年07月01日 22時07分

また夏日です。
一日だけ本格的な梅雨の日があったと思ったら、それからまた夏のような天気。
仕事がはかどるのはいいのだけれど、ダムの貯水率が34.0%。農業用水の取水制限もだんだん厳しくなり、2日流して3日断水の繰り返し。家はほとんど地下水だからダムの水はあんまり関係ないけれど、このままいくと地下水位も下がってきそう。雨よ降ってくれえ。

祭りの後に待っている・・・2008年07月07日 21時26分

6月中は毎日夕方から夜遅くまで消防団の行事で潰れてしまって、ほんとになんにも出来なかった。
HPの更新も滞ったまま。読んだ本やCDの感想も投げっぱなし。その他デスクワークはほとんど手つかず。
ほんっとなんにも出来なかった。
7月5日に無事消防団の行事も終了。ヤレヤレ。
ってなわけで、たまった仕事を片っ端から仕上げていかなければ。
とりあえずはHP「栽培状況」を更新。
さて、あれを先にやろうか、こっちを先にやろうか、段取り組むだけで頭がこんがらがってくる。
もう夏がやってくるよ。

梅雨がやってきたか?2008年07月11日 20時03分

ひさびさの雨。週間天気予報を見ても、けっこう傘マークが並んでる。
ずっと夏のような天気だったのが、やっと梅雨が来たって感じ。
それにしてももう7月の11日。ちょっと遅いなあ。
いつもの年なら、「あ~、雨だ。ゆっくり休もう」ってなるんだけれど、なにせ今年はサッパリ雨が降らなかったので、田畑の仕事だけはかどって、雨が降ったらやろうと残しておいた屋内の仕事がどっさりたまっている。
そんなわけで、ゆっくりしていられない。
それでも、日頃の疲れが出たか、昼寝をしたらもうダメ。3時頃までダラダラうとうと。結局のんびりしてしまった。
もっともっと雨が降りますように。

キュウリ&セミの声2008年07月14日 21時17分

天気は梅雨っぽい空と、夏っぽい空のせめぎ合い。
それでもわが家の畑では夏野菜がどんどん実ってきた。
キュウリ、ナス、インゲン、ピーマン、その他もろもろ、これからどんどん食卓は豊かになっていく。
キュウリの塩揉みサイコー。
カエルと一緒にセミも鳴き始めた。
あんまり雨も降らぬまま、夏になってしまうのかな。

草取り、草取り、草取り2008年07月17日 20時29分

相変わらず暑い日が続きます。
最近の仕事は雑穀畑の草むしり。
ヒエ畑のヒエ抜き。
いえ、種を播いたヒエではなく、勝手に生えてくる野生のヒエ。
こいつがまた、小さいうちはどっちがどっちか見分けが付かない。
ある程度成長すると、両者の違いがわかってくる。
栽培種のヒエは葉っぱが広く、柔らかい。野生のヒエは葉っぱがシュッとしていて固く、根元が赤い。
取り始めた頃は両者の背の高さは同じくらいだったのに、ここ数日で野生のヒエがどんどん伸びてきて、栽培種のヒエは埋もれてしまった。
あと少しで取り終わるのだけれども、他の仕事もあるし、天気の具合もあるし、なんとか一週間くらいで取りきりたいのだが。

それにしても暑い。
ちょっと塩を溶かした水をペットボトルに入れて凍らして、それを飲みながら、作業しています。

ナス、ナス、ナス2008年07月19日 20時13分

今日梅雨が明けたらしいです。
サッパリ雨が降らなかったから、今日だろうが、一週間前だろうが、どっちでもかわりはないなあ。

わが家の畑はカボチャとインゲン、青トウガラシも食べ頃です。
それでも一番はやっぱりナス。
毎年食べきれないほど穫れるナス。
わが家の食卓に上るナスの50%は浅漬け。
残りの50%は素揚げです。
秋の風が吹くまで毎日これです。
美味いんですこれが、まったく飽きません。
今日も明日も、ナス、ナス、ナス。

大豆の培土2008年07月20日 20時38分

今日は一日曇り空、ものすごく蒸しました。
大豆の培土作業。大豆の株元に土を寄せる作業です。
管理機の後ろを着いていくだけの仕事なのに、ただ歩くだけで全身から汗がにじみ出てきました。
でもまあ、作業はつつがなく完了。これで畑の大きな仕事はおおむね終了。残るは手作業での雑草取りのみ。のどかな仕事なんだけどねえ。これまた半端なく汗をかくんですわい。

北国のスコール2008年07月24日 19時53分

まるで夏のようだった梅雨が明けてから、なんだか不安定な天気が続きます。
今日も午前中にバケツの底が抜けたような大雨。温暖化の影響か、近年こんな雨がよく降ります。
雨が上がって、午後畑に行ってみると伸びはじめたタカキビが強烈な雨のせいで八割方倒れている。
ショック!
ふたたび立ち上がるだろうか。

倒れたタカキビを横目にヒエ畑の雑草取り。
こちらは無事完了。
ヨカッタ、ヨカッタ。

風景2008年07月26日 20時24分

今日もまた暑かった。
「真夏のような」ではなく、正真正銘の夏になりました。

午前中は畦の草刈りをしましたが、マジで目まいがしました。
これはヤバイなーと思いつつ、なんとか昼まで仕事をやり遂げました。エライ。
ということで、昼からはちょっと羽を伸ばして。オートバイで遠乗りに。
仕事ばっかりしていて、さっぱりオートバイに乗っていなかったので、ほんとに久しぶりです。
ガソリン高騰の折、やっぱ燃費のいいオートバイで買い物に行こうとか思っていても、荷物が多かったり、天気が悪かったり、何をするにも結局自動車。

またいつものコース。国道13号を北上して秋田県に入り、秋の宮温泉から鬼首温泉までグルッと回って半日コース。
もうね、ちょっと走り出しただけで、すごい心が高揚してですね。そりゃまあ、自動車でドライブなんかの100倍気持ちいい。
山の具合、空の具合、雲の具合、道や家並みの具合など、自動車とはまったく違った風景が見えてきます。オートバイでしか見えない風景ってあるんですよ。
自転車のそれともまた微妙に違うんですね。たとえば上り下りを力を込めて漕ぎながら見る景色と、アクセルとブレーキ、右手のひねりだけで見る景色とでは心持ちが違いますから。
見える景色だけではなく、温度や湿度、臭いといった空気感。これも自動車では味わうことが出来ません。

地元がこんなに好きなのはオートバイに乗っているからかもしれません。
東北がこんなに好きなのはオートバイに乗っているからかも。
日本がこんなに好きなのはオートバイに乗っているからかも。

ムラの幸せ2008年07月28日 19時53分

 『農村の幸せ、都会の幸せ』
 徳野貞雄/生活人新書

徳野氏とは「全国合鴨水稲会」のイベントで一度お会いしている。
会の世話人をしているくせに「アイガモ農法は九州の畑作農家が始めた農法、米づくりで食っている東北の農家が同じ事をしてどうする」みたいなことを仰っていた。なんとも変わった人だと思った。個人的にもご意見をただいたのだが、それはまだ・・・。

米づくりを中心に成り立っていた日本の社会構造。それが昭和三十年代から急激に変化していった。
都市に消費され衰退していく農村。現代の食と農の状況を解体し、柔軟な思考で農村と都市の幸せのあり方をとらえ直している。

とにかく、農村の活性化の問題については机上の空論みたいなものが多い中で、農村に暮らすものとして、いちいちうなずける内容だった。
「除草農業」と「保水農業」、「旧大陸型農業」と「新大陸型農業」の例えはわかりやすい。田舎に移住を考えている人や、農業に詳しくない人にもおすすめ。