ムラの幸せ2008年07月28日 19時53分

 『農村の幸せ、都会の幸せ』
 徳野貞雄/生活人新書

徳野氏とは「全国合鴨水稲会」のイベントで一度お会いしている。
会の世話人をしているくせに「アイガモ農法は九州の畑作農家が始めた農法、米づくりで食っている東北の農家が同じ事をしてどうする」みたいなことを仰っていた。なんとも変わった人だと思った。個人的にもご意見をただいたのだが、それはまだ・・・。

米づくりを中心に成り立っていた日本の社会構造。それが昭和三十年代から急激に変化していった。
都市に消費され衰退していく農村。現代の食と農の状況を解体し、柔軟な思考で農村と都市の幸せのあり方をとらえ直している。

とにかく、農村の活性化の問題については机上の空論みたいなものが多い中で、農村に暮らすものとして、いちいちうなずける内容だった。
「除草農業」と「保水農業」、「旧大陸型農業」と「新大陸型農業」の例えはわかりやすい。田舎に移住を考えている人や、農業に詳しくない人にもおすすめ。

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