ビックリしたな、もう~2008年08月01日 19時57分

8月です。
暑いは暑いけれども、けっこう涼しい風が吹いたり、雲が多かったり。
6,7月の猛暑を思えば、それほどのこともないのかも。
畦の草刈りや、アイガモのネットの撤収作業を、の~んびりとやっています。
そうこうしているうちに有機の田んぼはまたイネミズゾウムシに蝕まれ、萎縮してきているところがチラホラ。
まったく、みんなどんな対策を講じているんだろう。

それにしても・・・。
農協からFAX。肥料の値段が2倍です。ビックリです。
あわててディスカウント店にいってみると、こっちも同じような値段。いつの間に!
どうやって食っていきましょう。
このまま農家続けていってほんとにいいんでしょうか。
真剣に悩んでしまいます。
正直自信が無くなってきました。
ちょっとへこんでます。

ひるね2008年08月05日 19時41分

まったく暑いです。
午前中汗だくで仕事すると、もう午後はダメですね。
4時頃にならないと、屋外の仕事はキツイです。

まあ、そんな言い訳をして、少しのんびりせねばってことで。
どっか涼しい木陰でどっぷり昼寝しようと。
この時期「涼しい」となるとちょっと標高の高いところでなければ、ってことで秋田県の小安峡まで行ってきました。うちから1時間ほど。
途中「三途の川渓谷」が通行止め。なんと。稲庭うどんで有名な稲庭町辺りを迂回して小安峡のキャンプ場「とことん山」へ。
人出が多かったらどうしようかなどと心配していたのですが、この間の地震の影響なのかほとんど観光客がいません。
お土産物店も閉まっています。夏休みだってのに。
キャンプ場にテントを張っているのも3グループくらい。
静かにのんびり出来るんでありがたいんだけれども、なんだかちょっと気の毒のような気も。
テントを張る土台にレジャーシートを敷いてどーんと大の字。
木々の緑が夏の強い日差しを遮っていい具合。林を吹き抜ける風の心地よさよ。そのまま夕方までダラダラと。
サイト内にある露天風呂に入って汗を流し。すっかり充電して帰ってまいりました。

花火 と 秋の匂い2008年08月09日 19時09分

暦の上では秋だとか。
なんだかほんとに秋の匂いが。
いや、日中は連日30℃を超す真夏日。
だけども吹く風が熱気を帯びた風から、ちょっと冷たい肌触りに変わって、なんといっても朝晩がめっきり涼しくなった。油断をすると風邪を引いてしまいそう。
この昼夜の大きな気温差が美味しい作物を育むんですね。

昨日はちょっと足をのばして秋田県雄勝町の花火を観に。
河川敷に寝ころんで、真上に上がる花火。終わって帰る時のもの悲しさ。この落差がなんとも夏の終わりって感じです。シミジミ。

強烈な一撃で、二度目のダウン。2008年08月15日 19時55分

サッパリ雨が降らないなあと思っていたところ、昨日からいきなり大雨。
いきなりの大雨洪水警報です。
国道が土砂崩れで全面通行止めとか、川があふれて床下浸水とか。もうむちゃくちゃですがな。
それでも家の地区は災害とは無縁の土地なのでその手の被害はなかったのですが、先月末の大雨で倒れたタカキビ、立ち上がってふたたび伸びはじめ、穂も出たところだったのにまたまた強烈な降雨で倒伏。今度は立ち直れないか?
ついでにハトムギも倒れてしまった。
意気消沈。こういう雨は勘弁してもらいたいなあ。

東北の夏はもうそろそろ…と、盆踊りを見て思った。2008年08月19日 20時45分

8月後半になって、なんだかいきなり雨の日が多くなりました。
今まで降らなかった分をまとめて放出してつじつまを合わせようとしているみたいです。
たまに晴れると夏雲の隙間から見える青空は高くなって、秋っぽい雲がずうっと上の方に浮かんでいます。

昨日もぽっかり晴れて、以前から行きたいなって思っていた秋田県羽後町、西馬音内の盆踊りを見に行ってきました。車を飛ばして1時間半。
毎年8月に三日間行われる盆踊りの最終日でした。
700年も続いている祭で、国の重要無形民俗文化財に指定されているんだそうです。
明るく力強いお囃子に、ちょっとユーモラスな歌詞。それに対してしなやかでエレガントな振り付け。
深い編み笠と鮮やかな端縫い衣装。顔をすっぽり覆った黒い頭巾には藍染めの衣装。子どもたちは色とりどりの浴衣に鉢巻き姿。
なんだか、すべてにアンバランスなところがあって、とても不思議な感じです。
ほんとにいつまででも観ていたいお祭りでした。
全国的に有名になって、だいぶ観光的な配慮もなされていますが、やはり基本は地元の人が地元の人のためにやる祭って感じがしました。
東北の小さな町の短い大通りを夜が更けるまで踊り続けます。
ここではこれが終わると秋が始まるんでしょうね。

最終日は11時半まで。さすがに最後まではいられないって途中で帰ってきましたが、家に帰ったのが深夜12時ちょっと前。おかげで今日は眠かったよう。

涼しい・・・ちょっと寒い。2008年08月22日 20時30分

昨日の大雨が上がって、今日は曇り空。
いきなり秋めいた肌寒さ。
うちの台所には店には並ばないようなでっかいスイカがゴロゴロしてるのに、とうとう秋が始まったのですね。
ってなことで、数日出掛けてきます。いつものアレで。

雨の中をひたすら走った。 …寒かった…。2008年08月27日 20時40分

今年もまたツーリングに行ってきました。2泊3日。栃木、群馬、長野辺りを走ってきました。
日光から沼田を経由して草津、軽井沢へと続くルート、「日本ロマンチック街道」と名の付いているルートです。
オートバイ乗りならば一度は走ってみなければと、行ってはみたのですが・・・。
それがまたずーっと雨。気温もずっと20℃以下で寒いこと寒いこと。
草津から万座辺りの標高の高い、景色の良さそうなところは、雨と深い霧でサッパリなんにも見えませんでした。どころか、ヘルメットのシールドに張り付く雨粒をぬぐいながら濡れた路面の急カーブを下る大変さ。すんごい疲れました。

と、悪いことばかりでもありません。今回の目的は走ることの他にもう一つ。
池波正太郎『真田太平記』の舞台を廻ってみようということ。
真田太平記を読んだのは20代の終わり頃だったでしょうか。戦国時代に勇名をはせた真田一族の趨勢を描いた全十二巻の長編小説です。長野県上田市から群馬県沼田市へのルートはその主要舞台で、一度実際に訪れてみたいと思っていた土地でした。
雨の中、名胡桃城跡、沼田城跡、岩櫃城跡をめぐったあと、上田市に入ったらやっと雨が上がりました。
真田氏本城跡、上田城跡(跡ばっかり)をめぐり、真田氏歴史館、池波正太郎真田太平記館で歴史的な展示品を観、最後に池波正太郎ゆかりの蕎麦屋・刀屋で「さなだそば」をいただきました。
雨中走行でかなり難儀な思いはしたけれど、長年の念願だった、こっちの目的を実現できたのでまんぞく、まんぞくです。

信州そばと上州うどん2008年08月28日 18時42分

きのうのつづき、今回は食べ物の話。

田舎で農業なんかやっていると、とにかくうちのごはんが大好き。
外食が二食以上続くなんてのはたまりません。
しかし旅行となれば致し方なし。

初日は庄内経由で朝五時半出発。なので、朝から外食。七時過ぎに温海の道の駅「しゃりん」で立ち食いうどん。朝から開いているのはうれしいかぎり。焼きおにぎりもあったけれど、早速の雨で寒かったので、温かいものにしました。

北陸道、関越道と高速道路を走って群馬県、月夜野インターで下り、またまた道の駅で雨が止むのをじーっと待つもサッパリ止む気配無し。
お昼はそこの食堂でカレーライスを食べる。それなりの味。農産物直売所で売っていた「ビーンズおやき」なるものを食べてみる。ニラの入ったもっちりした生地にゴマ油の風味。おやきというよりチヂミだな。

雨の中二、三城跡を観て、この日の泊まりは川原湯温泉。国道145号線沿い、吾妻川沿いの谷に張り付いた小さな温泉場。旅館が10軒ほどあるだろうか、こぢんまりとした静かな温泉街。数年後にはダムの底に沈んでしまうそうな。モッタイナイ。
宿は旅館「丸木屋」。やっと普通の料理が食べられる。
お刺身やヤマメの塩焼きもあるけれど、キュウリ、ミョウガ、オクラなど野菜の料理が普通に美味しかった。ホッとしました。

旅館で朝食を食べ、長野へ向け出発。鳥居峠を越え長野県上田市へ。
お昼は上田市内の蕎麦屋「刀屋」。作家・池波正太郎ゆかりの店とあって、観光マップ片手の観光客がたくさん(私もその一人)。中にはタクシーで乗り付ける人まで。
テーブル席が四つに入れ込みの座敷が三席。小さな店にお客さんがギッシリ。
それでも店の人の客さばきがよくて、バタバタした感じはなく、観光客に混じって地元のおじさんが一人ビールを飲んでいたりして、いい雰囲気。
食べたのは「さなだそば」。
コシのしっかりした本格手打ちそば。山形の板そば並みの盛りのよさ。
これを味噌のつゆで食べる。味噌を出汁で溶いて、めんつゆを少し加えたもの。素朴な味わいがなかなかでした。

上田から軽井沢を経てまた群馬県に入ったら冷たい雨。この日の宿は草津温泉の温泉街から3kmほど下ったところにある「ライダーハウス ウィート」。隣にある手打ちうどんの店「麦」が経営しています。
やはり信州が蕎麦ならば上州はうどんだろうってことで夕食は鍋焼きうどんを。
麺は腰が弱めでもっちりしたタイプ。普通のうどんの2,3倍はあろうかという太い平打ち麺。ボリュームたっぷりで冷えた体が温まりました。

三日目は朝六時半に出発。沼田経由で国道120号を日光まで。朝食を食べるタイミングを逃し、十時頃、吹割の滝にある「いわな庵」でイワナの塩焼きを食べる。炭火でしっかり焼いていて、頭や骨はサックリ香ばしく、身はほっくり。美味しかった。

旅の最後の食事は東北自動車道・上河内SA。宇都宮餃子のいろんな店の餃子が食べられるようだったが、カレーライスを。
このカレーがけっこう美味しかった。

家に帰ったのが夕方六時。夕食はいつも通り、ナスの素揚げにキュウリの浅漬け。やっぱり家のごはんが一番。