やむにやまれず2009年06月03日 21時00分

田植えが終わって、ちょっと気が楽になって、けっこうダラダラとあれこれ片付けなどをしています。
いやあ、けっこう疲れがたまっているのです。
左の肘の辺りがジンジン痛い。右足の親指の付け根あたりから土踏まずにかけて打撲的な痛みがキツイ。両ふくらはぎが硬くなっている。
どうです。体がもうボロボロです。仕事するのがタイヘンです。すこし静養しないといけません。ってことで温泉へ。
じつは5日の日に妻と中山平温泉のスタンプラリーの仕上げをする予定なんですけど、キャンセルになる可能性もあるしぃ、なにより、このボロボロの体では明日の仕事にも差し支えるしぃ、やっぱり今日のうちに行ってこようってことで、オートバイを飛ばして秋田県・泥湯温泉へ。
えっ、車で近場の温泉でいいじゃないかとのご意見もありますが、いやたまにオートバイも動かしてあげないと。

泥湯温泉は去年の春、地震が起こる前に行ったきりで一年ぶりです。
さすがに6月の平日、ほとんど観光客がいません。
今回は奥山旅館の道路向かいにある小さい方の露天風呂に入りました。
山側の大きい方よりも、川の音を聞きながら入れるこっちの方が好きなんです。
こっちは混浴だったんですね。ゆっくり湯船に浸かっていると妙齢の女性が入ってきたのでした。おっと目が合ってそのまま出て行ってしまいました。なんか悪いことしたな。

硫黄の香りのするお湯は白濁して、湯船の底にまさしく泥状の沈殿物が溜まっています。
お湯を味わってみると酸味があって、ちょっと鉄っぽい味もします。
けっこうぬるめで、空気もひやりとしていて、川の音と蛙の合唱を聴きながら、ほんとにのんび~り、入ったりあがったりを繰り返し、一時間近くお湯を楽しんでしまいました。
疲れは・・・取れたような、気がします。心の疲れはだいぶ取れましたね。

ほんとはもうちょっと、オートバイで走ってみたい所があったんだけれども、それはやめておきました。帰ってまた仕事です。

中山平スタンプラリー・完結編 それでも温泉は続く2009年06月05日 20時08分

おととい温泉に行ったばっかりなんですけど、前々からの予定ですからね。
とうとう中山平温泉のスタンプラリーもあと一軒となりました。

中山平ではめずらしい今風の旅館『うなぎ湯の宿 琢琇』。
今風といっても近代的という意味ではなく、最近流行の秘湯風とでも言いましょうか。
ここは日帰り入浴料金が800円とちょっとお高い。そしてお風呂が複数有り、3箇所に分かれているということで、最後だということもあり、田植えも終わってちょっとのんびりしたいという事もあり、思い切って部屋休憩の予約を入れてしまいました。
部屋休憩といっても宿泊する部屋ではなく、お食事処を襖で仕切った小部屋です。入浴料込みで、一人2000円也。お膳が付くと5000円とのことでしたが、食事の持ち込みOKということだったので、弁当持参で気合いを入れて行ってきました。

行く途中中山平温泉駅前にある酒屋『倉加屋商店』に立ち寄って、純米吟醸酒『湯の里 中山平』を買おうとしたんですが、すでに完売とのこと。ザンネン。地元のお米と地元温泉水『玉鳴号』を使って仕込んだお酒で、これがなかなか美味しかったのです。店の人曰く、「今年も田植えしたので、冬にはまた販売できます」だって。ああ待ち遠しい。

でもって『琢琇』。予約した時の電話対応も中山平らしからぬご丁寧なもの、案内してくれた女中さんもしっかり丁寧で宿全体ちょっとあか抜けた感じの雰囲気です。
小部屋に荷物をといてさっそく温泉へ。
ここは日帰り入浴が10時半から14時までと短めなのでどんどん入らなければ。

最初に入ったのが、『鶴亀の湯』という、屋外の階段をぐぐっと下りていった所にある露天風呂。ちょっと霧雨模様の中、湯に浸かるとこれがとろとろの感触。ゆで卵臭のする微白濁、ぬるっとした肌触り・・・だけれども、ちょっとヌルヌル度が少ないかな?ってかんじででした。それでもちょっと雨模様の冷えた空気の中、ゆったりじっくり浸かりました。あんまり湯あたりするって感じはしなかったですね。
そこそこ楽しんだら今度は内湯『長生の湯』へ。特に変哲のない浴室。6人くらいは入れる浴槽です。で、入ってみたらこれがすごいヌルヌル。これこそ中山平のお湯。いつの間にか笑ってしまっているのです。分析表を見ると、露天の男湯とは源泉が違いました。ああ、こっちの方に先に入ればよかったな。
内湯から続く混浴露天風呂は本日清掃のため入れませんでした。ザンネン。
小部屋に引き上げ、持参の弁当をいただきました。同行した妻によれば、女湯の露天はかなりヌルヌルだったというので、そっちも男湯露天と違う源泉?

腹がふくれて一休み、ちょっと昼寝をと、いやあ気持ちいい、うとうとと・・・・気が付くともう1時半。やばい、急いでもう一箇所入らなければ。
日帰り用の玄関前にある『石橋の湯』へ直行。
こちらは『長生の湯』と同じ源泉のヌルヌル湯。新しい綺麗な浴室、石造りの浴槽がなかなかよろしい。でもほんとに感触を確かめるだけって感じで、すぐあがってしまいました。こっちももう少しゆっくり入りたいお湯でした。
ほんとに洗練された雰囲気で、浴槽も全部掛け流しするためにあえて大きくしない、こだわりをもった宿でしたね。

さて、これにてスタンプラリー完結です!
『しんとろの湯』にて商品の特大バスタオルと湯桶をいただきました。感無量!!
全13湯。宿の都合で未踏の『ふきゆ荘』を除いた中で、一番気に入ったのは『星の湯旅館』ですね。ここはお風呂がよかった。明るく開放的な浴室に檜風呂。無色透明なアルカリ性単純泉がとうとうと掛け流され、ほんとに時間を忘れて、いつまでも入っていたいお風呂でした。
ぜひ泊まりでのんびり静養に来たいですね。
一方、連泊でガッツリ療養するなら『鳴子らどん温泉』がいいですね。ここのお風呂に入ったら、ものすごい汗がダラダラ出て、体中の毒素が抜けきるような感じがしました。
純粋に温泉を楽しむなら『丸進別館』と『しんとろの湯』。
もう一つ気になる宿は『あすか旅館』。なんともいえないレトロ感。宿のくたびれ加減や、浴室の古くささ。ご主人夫婦?のスロー感。なんだかまた行きたくなる不思議な宿です。



さあ、帰ろう、その前にあすか旅館の温泉を汲んでいきたい。と思ってあすか旅館へ。鳴子で唯一飲泉許可のある温泉って事で、ぜひもっていきたいとわざわざこの日のためにポリタンクを用意していたのでした。
宿の入り口に「宿泊と入浴のお客様は温泉を持ち帰れます」の張り紙。
そうか、入らないとダメか。予定外だけど、じゃあ入ろうか。ってことでふたたび入浴することに。前回入らなかった露天に入ろうかなあ。
ほんとにここは商売する気があるのかないのか、相変わらずフロントは真っ暗。大声を出して人を呼ぶと、奥からおばあさんがのそっと登場。
おばあさんによれば、一人に付きポリタンク3個まで持ち帰りOKって事でした。なんと無料ですよ。太っ腹。
料金を払っているとおばあさんが聞いてくるんです。「どこかお悪いんですか?」。いや、いたって健康なんですが・・・「妻が肌が弱いもんで」というと、それならば家族風呂がいいと勧められて入ってみるとこれが『健康1番』という泡風呂みたいな装置が沈めてある。何でも、細かいアワがマイナスイオン酸素をどうのこうので、どうのこうのって張り紙がしてあり、なんだか怪しげ。
お風呂に入ってみると、細かなアワが立っていて、浴室に霧状になった温泉がただよっています。マイナスイオンどうのこうのの効能はともかく、肌によい温泉が霧状になって充満しているのはなんか効きそうな気がしますね。
ここのお湯はアルカリ性単純泉で、ヌルヌルの感触はないあっさりとしたもの。
ただ風呂から上がってから肌がツルツルしてくる温泉で、今もお肌スベスベなのです。
ああ、次はどこに入ろうか。

雨は降る。仕事が進まない。2009年06月06日 20時11分

今日はどんより雨模様。
アイガモを入れる田んぼのネットを張るためのポールを設置しました。
田んぼの表面には雑草の芽がだいぶ生えてきています。
そろそろ一回目の機械除草をしなければいけないんですけど、アイガモを放す準備をしなければならないし、畑の豆や雑穀の種まきもしなければならないし、早くやりたいけど天気が悪くてなかなか思うような段取りが出来ないしで、いろいろタイヘンです。
明日はまた地区の公用で半日潰れるし、思うように仕事がはかどりません。
とにかく畑の種まきが終わるまで、晴れが続いて欲しいなあ。オネガイシマス。

半日除草2009年06月07日 21時38分

今日もあまり天気はよくない。
午前中は区長のお仕事で、地区の共有地の草刈り。半日潰れてしまいました。あー家の仕事が進まない。
午後からは小雨の中、有機田の機械除草一回目。
水の張られた田んぼはきれいだけれども、水を落としてみると、だいぶ雑草の芽が伸びている。
けっこうスイスイ仕事が出来たけれども、夜になってみると、やっぱ疲れたな。
明日は一日中除草機を押して田んぼの中を歩き回らなければ。
どれだけ疲れるかな。

一日除草2009年06月08日 20時12分

今日も今朝から霧雨模様。昨日に引き続き田んぼの機械除草です。
エンジンで動く除草機とはいえ、一日中田んぼの中を歩き回るのはけっこう疲れます。
作業は丸二日、延べ三日と見ていたんですが、さすがに三日続けると体力が続かないだろうと、ガンガンスピード上げて、夕方までに全部終わらせました。背中の筋肉がガチガチ、ふくらはぎもガチガチです。
明日はやっと畑の作業に取りかかれる。か?

畑に取り掛かる2009年06月09日 22時09分

有機田の除草を終え、やっと畑の方に取り掛かれます。 畑の方は今年から有機JASの認証を取り下げることにしました。 作物が何種類もあると、認証にかかるデスクワークの分量や手間が何倍にもなるので、大変なのです。 今までは認証を受けた上で、有機JAS農産物ではなく、一般の農産物として販売していたので、実質有機JAS認証の恩恵はありませんでしたから、まあ、販売するものは今まで通りですね。 有機JASの認証を取り下げたとはいえ、無農薬・無化肥で栽培することには変わりなく、雑草対策のため、耕起してすぐに種まきという段取りです。 今日は雑穀類と、黒豆・青豆・大納言の種を播きました。明日は白小豆・黒小豆のく耕起・種まきの予定。 これが終わればあとは大豆を残すのみ。 大豆の種まきは田んぼにアイガモを入れてから。 まだまだ忙しいです。

ネットを張る2009年06月11日 21時33分

大豆以外の種まき完了して、アイガモのネットを張っています。 雨降りです。 なんだかやる気が出ないなあ。 やらなければならないことが山積みだあ。 6月中はのんびりするヒマなさそうだなあ。 あー肩が凝った。 テンション下がりっぱなし。

ネットを張ってカモを2009年06月12日 21時01分

昨日に引き続きアイガモのネット張り作業。
なぜか今日はいきなり暑くなったりして、どうも天気が安定しない。
午後3時頃には完了して、アイガモを田んぼに放してみる。
といっても田んぼの片隅の囲いの中、カラスよけの防鳥糸を張ってからでないと、広い田んぼに放せません。
明日は防鳥糸張り。あああ、まだまだ終わらない。

ホッとしたこと、ゾッとしたこと2009年06月15日 21時31分

アイガモ田の防鳥糸張りも完了、アイガモを田んぼに放しました。
さらに大豆の種まきも完了。
これでやっと春の仕事完了といった所です。
やれやれ、タイムリミットのある仕事が片づいて、ちょっとホッとしています。
明日は有機田の機械除草2回目。また疲れるなー。


アイガモをいきなり広い田んぼに放すと力尽きておぼれてしまうやつが出るので、まずは小さな囲いの中に放して水に慣らします。
それでも具合がなるやつが幾つかいて、6羽ほどを家に連れ帰り、今まで置いていたカモ小屋で静養させていたのでした。

カモ小屋といっても、キュウリの蔓をはわせるパイプを組んで、ネットを張って囲っているだけのところです。
いやはや・・・・、やられました。カラスに全員食べられてしまいました。
食い散らかされた悲惨な情景が。ショックです。
今までは大きい囲いの中に、さらにビッチリ隙の無いように防風ネットで小さく囲っていたのですが、やっぱりちょっとした気のゆるんだ所を、ヤツらは見逃さなかった。
防風ネットの小さい囲いを開けていたのです。
今まで大丈夫だったから、大丈夫だろうと油断していたのです。
ああ、悲しいー。

それにしてもヤツはどこから入ってきたのか。
物陰に隠れて、ふたたびヤツが囲いに入るのを発見。
急いで見に行くと、なんと天上のネットを破って、狭い隙間をくぐり抜けて入ってきていたのでした。
カラスは羽根が傷つくのがいやなので、糸を張っていると近寄らないというけれど、ヤツは肩で無理矢理ネットの穴を押し広げて囲いから飛び出していったのでした。
ビックリです。ヤツらの身体能力と来たら!

悲しみを抱えながら、今日もまた仕事です。

2回目の機械除草2009年06月16日 20時51分

今日は有機田2回目の機械除草。
前回からほんの一週間しか経っていないのに、田んぼの水を落とすと雑草の芽がびっしり。その生命力の強さには圧倒されます。
しかししかし、人間様の圧倒的な技術力、機械力によって、ずんずんそれらを土の下へと埋め込んでいくこの快感。タマリマセン。
今日は朝から快晴。強い日差しがじりじり。それでも風は冷ややかで、農作業の心地よさよ。
一日中田んぼの中を歩き回って、疲労もだいぶ溜まっているけれど、なんともいえない気持ちよさです。
残り、明日田んぼ2枚。