山あいにぽつんとあるそば屋で新蕎麦を食べた。2009年12月02日 20時49分

12月に入りましたね。
だいぶ日が短いものの、ちょっとポカポカ暖かい日もあります。
農作業の音も止み、ずいぶん静かですね。特に夜はほとんど無音です。いつ雪が降ってもおかしくない雰囲気です。
あんまり静かなんで、仕事もスローにやってます。たまに休みも取ろうということで、昨日は午前中で仕事を切り上げ、久しぶりに蕎麦を食いに行きました。
大石田町の『わらぐちそば』。一番のお気に入りです。
山あいにぽつんとある茅葺き屋根の崩れかけた民家のおそば屋さんです。
ここの蕎麦は一番粉を使用した真っ白な蕎麦。手打ちのしっかりした歯ごたえと、ザラッとしたのどごし。一番粉の上品な香り。今日も美味い。
まわりには何もなく、時間が止まったような環境。いつまでもこのままぐーたらしていたいお店です。ああ、出来ればここでこのまま昼寝をしたい。


今日はお仕事。黒米の芒取り。
足踏み脱穀機で脱穀したので、だいぶ枝葉が残っているんです。
明日は籾摺り、選別の予定。
もうちょっとで販売できます。

雪と風、そしてため息。2009年12月07日 20時36分

寒いです。風も強いです。
今日はとうとう雪になりました。
このまま本格的な冬に突入って感じです。

黒米の籾摺りやら、小豆の唐箕選やらを終え、今日からアワの調整に入りました。
冷たい雪と風の吹き付けるビニールハウスの中での作業です。
今年のアワはほんとに穂が小さいので、なんだか気持ちが乗ってきませんね。やりがいがないというか。
それでもやらないとね。
ため息をつきながら作業をしています。

ダラダラとした仕事に刺戟を2009年12月11日 19時35分

毎日毎日粟の穂を切りそろえる作業です。
じっと座ったまま、黙々と手を動かすだけの作業。ダラダラダラダラと、静かに静かに毎日が過ぎていきます。
意外と疲れがたまるんです。気分もだんだん沈んできます。
どっか行きたいな~、でも仕事しなきゃあな~、とか考えながらダラダラ仕事していたんですけれど、やっぱり気分転換は必要。
妻の買い物に行きたいの一言に乗って、そのついでに温泉でリフレッシュです。
ちょっと遠出して庄内の方に買い物に行ったので、途中にある日帰り温泉施設『長沼温泉 ぽっぽの湯』に入ってきました。
ここは気分転換には最高です。
なんといってもお湯が強烈なんです。
ほうじ茶色(カーキ色?)にうっすら濁っていて、柔らかい肌触り。
しかし臭いが強烈。強い油臭と薬草のような?臭いをミックスしたような刺激的な香りです。
体の中から疲労がしみ出してくるような、脱力感と言おうか、満足感と言おうか、達成感と言おうか。
今日はきっと泥のように眠り込むことでしょう。

昨日まで雨、明日から雪2009年12月13日 20時57分

昨日まで雨、明日からはずっと雪の予報。
いよいよ本格的な冬になります。
なぜか今日一日だけ晴れました。
ちょうど今日は地区の公用で、墓地周辺の道路整備作業。
晴れたとはいえ、冷たい空気にさらされての作業、寒かったです。
夕飯は親戚から送られてきた鮭を使った粕汁でした。
体の芯まで温まりました。

積もりました。2009年12月15日 19時35分

予報通り雪です。
昨日の夜に雪が降り始め、屋根がうっすら白くなったなって程度だったのが、日中ずんずん降ってきてあっという間に真っ白。それでもさらにずんずん降って、けっこう積もってしまいました。
昨日までとはまるで景色が変わってしまいました。
それでもいいですね、雪は。
どんよりと薄暗い毎日の風景が、ふわっと明るくなりました。
気分もちょっと上向くんじゃないでしょうかね。

本当に冬はやってきたか2009年12月16日 20時13分

すっかり真冬な新庄。
今日は特別栽培認証の説明会ってことで、山形県の真ん中あたり、天童市まで行ってきました。
新庄から南下、車で30分も走るともう別世界。
雪の気配はみじんもありません。まだ秋みたいです。同じ山形でこの違い。ほんとに冬がやってきたんだろうか?

特別栽培の説明会はほぼ去年通り、またこれから書類作成に追われる季節がやってくるかと思うと、ため息が出ます。

帰り、尾花沢市に入った辺りから路肩に雪が見えてきて、新庄に入ったらもっさり積もっている。やっぱり夢じゃない。

初凍結2009年12月17日 19時37分

今日の朝起きたら水道が凍っていました。
ついこの間まではそんなに気温が低くなかったので油断していました。
それでも地下水の蛇口の方が凍っていなかったので、それほど不便はありませんでした。

もしやと思って公民館に行ってみるとこっちの水道もバッチリ凍っていました。
区長として管理を任されている公民館。
まだ凍るほどじゃないだろうと、それでも念のためとほんのちょっとだけ蛇口を開けていたんです。
凍結防止の止水栓はあるんですが、位置が悪いのか、水抜きしても凍ってしまうので、少しずつ水を出しっぱなしにしとかなければいけないんです。
それもまだ温かかったし、水道代ももったいないし、ほんの少しだけ、しずくが落ちる程度しか開けてなかったので、凍らせてしまいました。
この公民館は日当たりが悪く、一度凍ってしまうと、なかなか融けないのでやっかいなんです。
それでもまだ冬の始まりですから、日中少し気温が上がって夕方までには融け出しました。
胸をなで下ろしました。
少しずつ冬になっています。

初吹雪2009年12月21日 19時37分

いきなり冬になって、大雪の後に猛吹雪です。
家の地区は地吹雪がひどいもんで、こんな時は外に出るのも大変です。
やっと風が収まって、そこら中吹き溜まりで大変。
ビニールハウスに行こうにも積もった雪が立ちふさがって、一苦労です。
そんなわけで、早くも除雪機でビニールハウスのまわりの除雪です。
まだ雪が落ち着いてないんで、機械が雪の中に沈んでいったりしてこれまた一苦労です。
暗い灰色の空の下、雪と汗にまみれて仕事していると、あ~年末だなあ、なんてシミジミ思ったりして。
結局今日は除雪で一日過ぎてしまいました。
冬ですねえ。

今年の温泉、入り納めです。2009年12月25日 19時17分

昨日はクリスマスイヴってことで、夕飯はおでんでした。ナゼ?

で、まあ、年末ってことで、温泉の入り納めもせねばってことで、今日は仕事をお休みして鳴子まで行ってきました。
入浴と共に温泉を汲んでいこうってことで、中山平温泉の『あすか旅館』へ直行しました。
相変わらずのくたびれ具合ながら、宿の前には車がびっしり。
平日なのに、やっぱり年末だからでしょうか。
ここは鳴子で唯一飲泉許可を取っている源泉ってことで、温泉を汲む人々が群れをなしているのでした。私もその一人ですが。
まずはミスト状の温泉が空気中にただよう家族風呂に入浴。若干のツルツル感のあるあっさりしたアルカリ性単純温泉が掛け流しです。ここのお湯は上がってからの肌のスベスベ感がすごいんです。
そしてお湯を汲む列は次から次へと数を増します。昨日、おとといは40~70人も汲みに来て、順番待ちのトラブルなんかがあって大変だったと、ぼやいていました。そんなわけで、順番待ちの木札なんかを持たされて、やっと温泉を汲んだ頃には午後1時をまわっていました。

お昼は鳴子温泉の看板もない洋食屋で。店の前の小さな白い立て看板にメニュー書きがあるのみ。
いや、看板ありました。黒ずんだ木の板に黒い字で『銀の匙』と。
私がビーフシチュー、妻がハンバーグ。正当な日本の洋食、といった味でしたね。

ちょっと足をのばして『あ・ら・伊達な道の駅』をぶらぶら。
一休みして、もう一箇所温泉に入ってから帰ろうってことで、あれこれ考えた結果、また中山平に戻って『しんとろの湯』に入って帰ろうっとことに収まりました。
なにせ、温泉にはまりだしたきっかけはこのしんとろの湯。
去年もここで入り納めをして、そこから中山平温泉スタンプラリーを始めたのでしたから、やっぱり今年も入らないと。

いつも駐車場に車がびっしりってイメージだけれども、今日は少なめ。お風呂も地元のお年寄りが3,4人入っているだけとなかなか快適でした。
そしてお湯は相変わらずのヌルヌル感。お肌ツルツルの美肌の湯。勝手にほほえみが漏れてしまうのです。
存分にヌルヌルを堪能して、休憩所で鳴子温泉水『玉鳴号』を飲みながらぼや~っとして、日が傾き掛けた頃帰途につきました。
来年もまた入りに来られますように。

年の瀬の仕事2009年12月29日 17時55分

ここのところちょっと気温が上がって雪が雨になり、積もった雪もちょっと融けました。

今年もあと少しですが、毎日雑穀の脱穀作業です。
今年は残念ながら、雑穀の収穫量が少なかったので、春までかからないで終わるかな?
手作業での脱穀はじっとしている作業の割に体力を使います。
黙々と手を動かしながら、何かちょうどいい道具はないか、転用できる機械はないかと思案中です。
もうちょっと作業が効率化できれば、栽培面積も増やせるんですけどねえ。

年の瀬だというのに、頭の中は仕事のことばっかりです。
コマッタモンダ。