風が吹く2012年09月01日 19時34分

30℃越えの日々が毎日毎日、毎日毎日続いて、体のほうもかなりバテバテ。
そして8月後半から畑のスイカがどんどん大きくなり出して、とてもとても食べきれない。毎日毎日ヒマを見ては少しずつ消費していたら、おなかの調子がいまいちよろしくない。

それにしても暑い。こんな日がいつまで続くんだろうと途方に暮れていたら、昨日から突然涼しい風が吹き出した。
気温はまだ30℃を超えるものの、過ごしやすい心地よい風が噴き出た汗を乾かしていく。気持ちいい~。

空はもう完全に秋の彩り。キビもアワもアマランサスもだんだん穂が大きくなってきた。
稲も少しずつ黄金色に染まりつつある。
日中の仕事はまだ暑くて大変だけれども、ぼちぼち収穫の準備を始めなければなあ。


なんとか生き残ったキビの穂

アマランサスの穂がいっぱい

稲も色づいてきたよ

まだ夏みたいだけれども、いつの間にか終わっていたんだね。
今年もまた、いくつかやり残したことがあるなあ。
夏の終わりってのはいくつになっても寂しいもんだね。
とにかくスイカだけはちゃんと食べきらないと。

今日の(まさかの)出来事2012年09月03日 20時23分

今朝畑に行ってスイカを収穫していたら、なんか深くひっかいたような跡があるスイカを発見。
まさか熊の爪痕?

なんだこりゃ?
まさか熊の爪痕じゃあるまい?
家に持って帰ってみんなで笑い話にしていたら、消防団が廻ってきて、地区の外れで熊の目撃情報があるから気をつけるようにとのこと。
まさかほんとに熊の爪痕だった???

そんなこんなで、午前中は有機JAS認証の現地確認調査。今年も滞りなく、無事検査終了。

午後からは黒小豆の摘み取り。畑の中に熊が潜んでいるんじゃないだろうかと、ちょっと心細かった。

黒小豆、早く実った実を収穫。


雨が降ってきたよ2012年09月05日 20時49分

この夏はまったく雨が降らなかった。といってもいいほど降りませんでした。
昨日はほんとに久しぶりにちゃんとした雨が降りました。
今日も小雨が降ったり止んだりで、空気も湿ってかなり涼しい一日でした。
ああ、こんな感じ、忘れてました。風が心地よいです。

雨の合間を縫って、田の畔の草刈り。
稲もだいぶ色づいてきました。収穫までもうすぐです。


ササニシキの穂

今年の猛暑を乗り切って、豆類はなぜかいつもの年以上に生育旺盛です。害虫の被害も少なく、いいものが穫れそうです。
一方の雑穀は猛暑と乾燥に負けて、芽が枯れていったものが大半。
かろうじてモチアワとハトムギが生き残りました。
アマランサスは何にも負けず豪快に育っています。


生き残ったタカキビの穂

アワはなんとかいけそう

今年もまた目が回るほど忙しい季節がやって来ます。


そろそろその時期2012年09月10日 19時57分

今日も暑いでしたよ。30℃越えましたよ。
周りではそろそろ稲刈りを始める人が出てきました。
家はというと、まあ、今週末くらいからかなあ?
早生のモチ米、『ヒメノモチ』がだいぶ黄色くなってきているんですが、何せこの夏の猛暑と雨が降らなかったので、ポンプアップした地下水をだいぶ田んぼに流したため、水口の辺りの生育が遅れ、まだまだ青いのです。
このまま刈り取ると、その辺は全部くず米になって、けっこうな減収になってしまいます。
とはいえ、その辺りが実るまで待っていると、他のところが刈り遅れで、品質が低下してしまいます。
どの辺りで折り合いを付けるかってのが、なかなか思案のしどころです。
明日は雨が降るかなあ。

秋になったのだ。2012年09月13日 20時39分

今日も天気がいいです。
稲刈りに向けてあれこれ準備しています。

作業小屋を稲刈り仕様に模様替え

雨は相変わらず降りません。どこか近くで降ってはいるみたいですが、こっちまで雨雲はやって来ません。

どっかには降っているのだが

日中はまだ暑くて汗がダラダラ流れますが、朝は深い霧が立って清々しいです。夕方には乾いた風が吹いてとても気持ちがいいです。
完璧に秋になってしまいました。
食卓に上るキュウリの数が減ってきました。食卓はほぼナスに征服されました。
そろそろ里芋が割って入ってくるでしょう。
食卓も徐々に秋めいてきます。


暑い中、始めました。2012年09月15日 20時31分

昨日の話。
日中はまだ30℃越えの暑い日が続きます。
それでも午後からは涼しい風が吹いてきて仕事がはかどります。
田んぼの畔の草刈りをしていると、ダラダラと流れた汗が風でひんやりと乾いていきます。
仕事のはかどること、はかどること。


稲刈り始めました。

今日の話。
あんまり天気がいいんで、とうとう我が家でも稲刈り始めました。
まずは農協出荷のモチ米『ヒメノモチ』です。
先日農協からお米の価格表が廻ってきました。
背筋が寒くなるほどの安さです。出来秋の支払がオソロシー。

それにしても暑い。
止めどなく流れる汗、水を飲んでも飲んでも乾きが満たされません。
コンバインに乗って作業してると、頭がクラクラして来て、倒れてしまうかと思いました。
刈り取りを早めに始めたので、3時頃には終わりました。
欲張ってもうちょっと刈ろうかなとも思ったけれど、南西の方角から雨を降らす真っ黒な雲が近づいてきているのでやめておきました。


終わった途端雨雲が

籾を乾燥機に入れ、コンバインを整備して稲刈り終了ってとこで、ゴロゴロ雷が鳴り出し、そのうちにわか雨がザーザー降り出しました。
絶妙なタイミング。そして久しぶりの雨。さい先のいいスタート、かな?


今日は手刈り2012年09月16日 20時06分

今日もまた暑いのです。最高気温32℃だそうです。
今日は稲刈りをいったんお休みして、早朝から午前中に畔の草刈り。
やっと全部終わりました。

午後からはアマランサスの刈り取り。
暑くて汗ビッショリ。でも風は冷たいんでちょっと気持ちいい。


アマランサス刈り取り

他の雑穀は雨不足と猛暑のせいで、だいぶ枯れていってしまったけれど、アマランサスはなぜかものすごく生育旺盛で、いつもの年以上に大きく育ってしまいました。丈は2.5mくらいありますね。
手刈りなんでね、なかなか半日では終わりません。あとは稲刈りの合間を縫っての刈り取り作業となります。


手刈りです。

明日はまた稲刈り作業。
そしてまた暑くなりそう。

恐怖!2012年09月17日 19時39分

今日も暑い!
そして今日も稲刈り。
朝、コンバインのカバーを剥いで、エンジンを掛けて、さあ、作業開始。と、ありゃ?刈り取り部の油圧が下がらない。あれ??
そういえば、一昨日もちょっと調子が悪かったけど、ほこりかなんかで接触が悪くなった?くらいにしか思わなかったけれども、今日はうんともすんともいわない。
しょうがないんで、農協の整備を呼ぶ。そしたら、今度は動いたり、動かなかったり。
見てもらったら「あちこち配線がネズミに囓られていて、これ修理するにはかなり時間とお金が掛かる」と・・・。
「ちょうどいいのが一台あるので、思い切って新しいの買ったら?」と。
ジョーダンじゃない。春に田植機が壊れて、新しいの買わなきゃならないのに、その上コンバインなんて、完璧に無理無理無理。
ちなみに田植機300万円くらい。コンバイン500万円くらい。
農業なんて実入りの少ない職業で、この金額の買い物なんて、冷静に考えれば、正気の沙汰じゃないですよ。
とにかく、なんとか動くうちはだましだまし使うほか選択肢はないのです。
しかし、整備の人、帰る時にこう言った。
「このケースは、ある日突然、まったく動かなくなるんだよねえ」。
オソロシイイイイーーーーー。

手で刈る。稲を刈る。2012年09月19日 20時28分

今日は朝目が覚めたら雨降りでした。
おお、こんな日があるとは信じられない。
昨日までの猛暑から一転、気持ちのいい朝です。
雨は朝のうちに止み、田んぼに出て黒米の刈り取りをしました。
黒米は手刈り、自然乾燥です。

黒米刈り取り
朝は気持ちよかったけれど、仕事を始めるとやっぱり汗が噴き出します。
ちょっとジメッとした。ちょっとモヤッとした。あんまり快適ではありません。
午後、黒米の刈り取りも残りあと4分の1を残したところでまた雨が降り出してしまいました。
残念、全部刈り取り終わりませんでした。


黒米自然乾燥

予報では明日も雨。
明日は刈り取ったお米の籾すり調整の予定。
この時期は時間的にも精神的にも、なかなか余裕がありません。


稲刈り再開2012年09月25日 20時24分

やっと晴れました。稲刈り再開です。

有機栽培ササニシキ
今日は有機栽培ササニシキのアイガモを入れた田んぼ。
アイガモを入れると稲の生育がよくなるのです。無肥料でもそこそこの収穫があります。
難点は雑草のヒエが残ること。
アイガモはヒエを食べないんですねえ。
そんなわけで今日はヒエと格闘しながらの稲刈りでした。

稲刈り日和