秋深まり・・・2014年10月28日 21時37分

10月になって、稲刈りが終わり、籾摺り調製作業も終わって、新米の販売までたどり着きました。
それからダラダラと、収穫作業の後片付けをやりながら、豆の収穫作業に精を出しています。

なんか、一日一日がゆっくりと過ぎていって・・・なんて過ごしているうちに10月ももうすぐ終わりです。
稲刈りが終わったら温泉に浸かりに行こうと思っていたのに、ぜんぜん行ってません。
なんか、行こうって気力も湧いてきません。

以前だと、平日にふらっと出掛けたのですが、今年は上のムスメが保育所に通っているので、家族でお出かけは土日。平日のお出かけはムスメの送り迎えがあるので、短時間で行けるところ。
あんまり人混みが得意ではないので、土日のお出かけは気が重いのです。
それでも先週末は知人からチケットをもらった『まむろがわ逸品展』に家族で行ってきました。
お隣真室川町の農産物や加工品を展示販売するイベントです。

その前に食堂で昼食。
ムスメが「カツ丼食べてみたい」って言うんで、二人で食べようと頼んだら、肉が半生・・・。テンション下がります。

下がったテンションで会場入り。
ちょうどお昼時なので、それほど人は居ないかなと思っていたら意外と賑わってます。伝承野菜を使ったスイーツとか、町内の和菓子屋さん、パン屋さん、農産加工品など、試食が豊富。
お金がなくてもけっこう楽しめました。

会場を出るとちょっと中途半端な時間。
遠出するには遅すぎるし、家に帰るには早すぎます。
ちょっと紅葉でも眺めようとドライブ。
紅葉は気付かぬ間に里まで下りてきていました。
釜淵辺りの紅葉は見事。
たどり着いたのは及位地区、オクサンの祖父母の家。オクサンが幼少期に暮らした家です。
今は誰も暮らしていず、すでに雪囲いで覆われています。
そういえば、ムスメ達はこの家に入ったことがなかったな。
今年亡くなった祖父母が暮らしていた頃の、賑やかな夏祭りの夜の事を想いながら、寂しい気持ちになりました。
晩秋の穏やかな日差しの中、ムスメ達の手を引き、家の周りを散歩して、時の流れの無情さを、しみじみ感じたひとときでした。

もうすぐ11月。
11月ってのは、一年で一番寂しい季節です。

まむろがわ逸品展

釜淵の紅葉

昔の家

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