ひとりぼっちで・・・・ ― 2017年02月08日 20時43分
この時期、毎年有機栽培認証の講習会があります。
一番近い会場は山形県の反対側の南陽市か、宮城県の大崎市の向こう側。どちらも車で2時間以上掛かります。
帰りに温泉に浸かったりして、まあ、一日仕事になります。
以前は最上町のA部さん、そして相棒のI井くんと3人で通っていました。
しかし、A部さんは農家を廃業してしまったし、I井くんは今回栃木の会場へ行ってしまったので、何とも寂しい一人旅になってしまいました。
今回参加したのは山形県南部、置賜地方の南陽市の会場。
置賜地方は日本でもとくに有機栽培が盛んな地域です。
参加者のほとんどが地元置賜の人、若い人もいます。あと庄内地方の人が数人いたかな。わが最上地方は私1人・・・。
有機農業を志して20年。未だ試行錯誤の真っ最中ですが、なんとかかんとかやめずに続けています。
が、地域では有機農業は増えていません。やめていく人はいても新しくはじめる人がいません。
とくに若手、あたらしく有機農業やろうって若い人がいないと、オッサンが1人2人がんばってみても、先がありません。
明るい未来が見えないなあ、なんて講習を受けながら憂鬱になってしまいましたよ。
お昼は会場近くにあったラーメン店で昼食。なにやら人気店のよう。
発券機で食券を買うと「当たり」の札が、おお、いいこともあるよ。
でも、当日利用不可、期限は2週間。
片道2時間以上かけて食べに・・・・来ないな。
ラッキーな気分だけいただきました。ありがとう。
で、肝心のラーメンは平打ち中太手もみ麺、魚ダシのきいた醤油スープ、柔らかメンマに食べ応えのあるチャーシュー、なかなか美味しかったです。
帰りにどっか温泉入っていこう。南陽に来るといつも赤湯温泉に入っているから、今回は別のところへ。
ちょうど床屋でもらった温泉タダ券があったので、山形市の『臥龍温泉保養センター』へ。
いつもこの辺りを通ると、国道13号線沿いから見えるとっても古びたビルに掲げられた温泉マークが気になっているのでした。
国道のすぐ近くだけれども、狭い路地を入っていかねばならず、ナビがないと迷ってしまうところでした。
何とも古びた佇まいで町の銭湯チックな受付ロビーです。浴場は新しめで外観の古ぼけ具合から想像できないきれいさです。
無色透明な熱めのお湯がザブザブかけ流されています。
お湯の感触はヌルッとした感じで、想像以上に心地よいです。町場の浴場となめてました。まさかこんないい温泉とも思ってもみませんでした。
帰途、河北町の『酒屋源八』でいつもの『雅山流』を一本買って、のんびり帰りました。
ぬる燗でいただきながら、有機農業の将来でも考えましょうかね。




家具を選ぼう~温泉のついでに ― 2017年02月19日 19時53分
この春から上のムスメが小学生ってことで、以前弟が使っていて今はほぼ物置状態の部屋をムスメの勉強部屋に模様替えしようと奮闘中です。
サイズが合わなくなった衣類の山、使わなくなったオーディオやパソコンの配線や部品の数々、読み終えた雑誌の束、もはや用をなさないVHSビデオテープ達。
途方に暮れるほどの不要品の山を毎日少しずつ片付けて、ようやく「物置」から「部屋」になってきました。
次は子供の部屋らしい家具類を運び入れる段階です。
勉強机は親戚からもらったけっこう上等な物があって、これもようやく「整理棚」から「勉強机」に復帰できます。
オクサンが言うにはランドセルラックってものがいるらしい。
はて、私が子供の頃はそんなものの存在さえ知らなかったが・・・・。
ムスメが小さいときに買ったプラスチック製のチェストとかはもはやパリパリになってきているので、これも新調することに。
チラシやカタログ、ネットやらを見てもいまいちどんなのがいいのかピンと来ないので、庄内にある大きな家具センターに偵察に行くことに。
というか・・・・温泉のついでというか・・・・。
庄内町に出来た『庄内町ギャラリー温泉 町湯』に入ってみたくって。
温泉パスポートで割引があるので。
余目の国道47号線沿いにあります。お洒落な造りです。
小さな町のAコープの隣に建っているのが不思議な感じです。
屋内も統一されたデザインでおしゃれな感じ。
脱衣場の一面がガラス張りで、これまたおしゃれな感じの露天風呂が眺められます。
天井の高い浴室。清潔感漂う洗い場、シャワーのお湯は温泉で、うっすら褐色のお湯に黒い湯の花が見えます。
内湯の浴槽は真四角でけっこう広く、琥珀色のお湯。
温泉投入口は布袋で湯の花を除去しています。
温度はぬるめ、心地よい温度です。ヌルッとした感触、鉱物系の臭いがします。
脱衣所の表示によると27℃の源泉を塩素消毒せずに加温して掛け流し、混雑状況によって水道水を加えているそうです。
平日の午前中ってことで入浴客もごくわずか。当然お湯は新鮮です。
これは長湯してしまいそうな温泉です。
コンクリに囲まれた露天風呂は内湯よりも熱め、ヌルッと感も多めで、より新鮮な感じがするお湯です。
ロビーもガラス張りで明るく開放的、今度子供を連れて入りに来ようと思いました。
昼食。
余目で昼食をとることは数年に一度しか無いのですが、よく行くのが『ラーメンとん太』。
ここはチェーン店だとバカに出来ません。麺の茹で具合、もやしのシャキシャキ感。いつもすんごい絶妙なのです。行くたびに唸ります。
でも今日はオクサンのリクエストで余目駅前にある観光施設『クラッセ』内の『やくけっちゃーの』へ。
庄内イタリアン、アルケッチァーノの奥田政行シェフが監修するレストランです。
ハンバーグが美味しかったです。
この『クラッセ』。駅前の米倉庫を改造した施設だそうですが、町湯と同じくおしゃれな感じに仕上がってます。
レストランにパン屋さん。そして地場野菜やお土産品を取りそろえた売店はなかなか気の利いた感じの品揃え。
平日の昼。ほかに観光するところもない町ですから、客もまばら。でも家のオクサンはかなり気に入った様子。
本題からだいぶそれましたが、一路家具屋さんへ。
あれがいい、こっちもいい。いいのは高い。
使い勝手、サイズ、価格をチェックして、結局買わずに帰途へ。
買ったのはオクサンが前からほしがってた大きいサイズのグラタン皿。
家具類はネットや地元のホームセンターで調達することに。
そういえば、買ったグラタン皿は取っ手の部分が引っかかって、家のオーブンには入らないといったオチがつきました。



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