秋にやること2022年09月08日 19時48分

夏が終わって、ちょっと気が抜けた感じがして、のほほんと過ごしていたら、9月はすごい勢いで一日一日過ぎていきます。

伸びに伸びていた畔の雑草たちを刈ったり、秋野菜用の畑を耕して畝を立てたり、なんとなくボーッとしながらそんな感じで過ごしていました。

先週は有機野菜の栽培講座、今週は有機稲作の栽培講座。仕事だけじゃなく、勉強の方もしっかりやってます。

有機野菜講座は『(株)いかす』の内田達也氏の土壌講座。マニアックでディープな土壌の世界の話にどっぷり引き込まれました。

水稲講座は『(公財)自然農法国際研究開発センター』の榊原健太朗氏。
指導を受けて三年目になるけれども、どうも今年新たに始めたことが裏目に出たようなところがあって、上手くいかなかった部分の検証と再確認ですね。
来年はもっといい稲を作るぞ。

春先からの懸案事項、ビニールハウスの屋根ビニール張り。悪戦苦闘しながらやっと張り終わりました。
取りあえず刈り取った雑穀や黒米・赤米の置き場所確保出来ました。
そろそろ本格的に稲刈りの準備を始めましょうか。

畑を耕す

有機栽培講座

ビニールを貼り替える

完了!

もうすぐ稲刈り

そろそろ腰を上げなくちゃ2022年09月14日 19時10分

あっという間に、だだちゃ豆が終わってしまいました。
枝豆の旬はほんとに一瞬です。
家で植えている枝豆は8月半ばに早生の黒豆の枝豆、8月後半から9月頭にだだちゃ豆、次は9月末からの秘伝豆です。今から楽しみ。

先週末に有機JAS認証の現地確認検査。
今年は野菜畑も申請したので、なかなか書類の準備が大変でしたが、取りあえずは滞りなく終了しました。

さて、周囲ではぼちぼち稲刈りが始まりましたが、家は準備もまだ。
穂が出るのも周りより4、5日遅かったので、まだいいかと秋冬野菜の定植やドライフラワーにする古代米稲穂の刈り取りなんかをしていたのですが、さすがにあちこち刈り始めたので、そろそろ準備しようと思っていたところ・・・・、I井君から栽培指導をお願いしてるところの有機の田んぼを観に行かないかとのお誘い。翌日。
ムムッ、出鼻をくじかれた。
でも、いつも田んぼの研修というと7月頃のまだ生育半ばの田んぼばかりなので、やっぱり一度は観てみたいと思い行くことに。
行き先は指導をお願いしている栃木県の民間稲作研究所の方々の田んぼ。
うーん。稲のサイズが違う・・・。穂の大きさ、一株の穂の数。病気もあまり見えない。
家の方で化学肥料を使って栽培したものより立派な感じ。
気候とか栽培するための前提条件からぜんぜん違うといった感じ。
今までこういうところのやり方を、家の方の気候条件に会うようにいろいろ工面してきたのだけれども、なかなか上手くいかない。
こりゃ、頭から違った方法を考えてやっていった方がいいのかなとも思いました。
課題は増える一方。

朝晩はかなり涼しくなったけれども、日中は相変わらす30℃くらいの日々。
屋根を張ったばかりのビニールハウスに、刈り取った雑穀や黒米を干すパイプを組みました。野菜の仕事場も作業小屋からビニールハウス内に移動。明日から稲刈りの準備始めます。

パプリカ溢れるほど生りだした。

秋冬野菜の定植

研修先のコシヒカリ

研修先の作業小屋の脇に味のある納屋

乾燥用のパイプを組む

夕焼けが秋の色

なんとか稲刈り開始2022年09月26日 20時01分

稲刈り日和が続いたので、いよいよ稲刈り開始!とコンバインを引っ張り出してきたら、エンジンが不調。ピストンが一発死んでいる感じ。
農協さんに来てもらってエンジン見てもらったら、燃料に水が混入したよう。
水を抜いてエンジン掛けるも不調変わらず。機械センターに持っていってもらって、燃料系全部綺麗にしても不調変わらずの連絡。
結局宮城のメーカーの工場まで輸送されることに。
かなり高額な修理費が掛かるとの話。
青い空に駆け上がっていたやる気は、地獄の底まで落ちてしまいました。

しょうがないので、鎌を持って黒米や雑穀の刈り取りを地道にこなして、なんとか気持ちを盛り上げようとガンバっていたのですが、天候は私の気持ちを察したような雨に。
やる気が地に落ちたときに、ちょうど娘の学校で直木賞作家今村翔吾氏の講演会。
保護者特権で聴きに行きましたよ。
ダンス講師時代の教え子との話、30歳で仕事を辞め歴史小説家を目指した話、デビュー作『羽州ぼろ鳶組』に託した思い。
とにかく熱い、熱い話に沈みきった気持ちもいくらか上向いてきました。


やっと帰ってきました。
燃料系の噴射ポンプやらナントカバルブやら、埃?があちこち詰まっていてフル交換。
なんでも、近年の排ガス規制に対応したエンジンはかなりデリケートで、水やほこりの混入はもちろん、燃料の添加剤や指定以外の安価なエンジンオイルを使ってもエンジンに不具合が出ることがあるとのこと。
稲刈りなんて、土や埃の舞う中で作業するのに・・・・。
う~ん。地球環境には対応しているけど、稲刈り環境には対応してないなあ。

満を持しての稲刈り開始。壊れませんように。

タカキビ刈り取り

黒米刈り取り

ウルチアワ

今村翔吾氏講演会

この車で全国回ったそう

やっと稲刈り開始