冬が来た2022年12月02日 18時52分

今年の秋は次々と機械が壊れて時々作業が中断し、作業的にも精神的にも全く余裕がありませんでした。
それでも11月が終わるまで雪が積もらなかったので、なんとか冬を迎える準備は整えることが出来ました。
頭が痛いのは収穫量が少なかったのと、高額な機械の修理費。お金のやりくりが一番苦手です。

そんなせわしない秋があれよあれよという間に過ぎ去ってしまい、とうとう雪が積もりました。
いつもの年なら11月の後半に一回雪が積もって、そして融けて、徐々に冬になっていくのですが、今年の11月は雪も降らず雨も少ない穏やかな天気でした。
そして12月、突然冬になりました。

この冬もまた、除雪をしながら、秋に収穫した雑穀の調製で明け暮れる毎日です。
今日は雪が積もって薄暗くなったビニールハウスの中で、赤米の脱穀作業をしました。
空は厚い雪雲に覆われ、一層日暮れが早いです。
夕日に照らされることもなく、ただ暗くなっていきます。
また冬が始まったなあ。

積もりました。

ビニールハウスも暗くなる

自然乾燥した赤米

脱穀作業

夏は去った2022年08月27日 19時34分

ここのところ雨続きです。
すっかり涼しくなりました。

稲は穂が出揃って、徐々に頭を垂れてきています。

雑穀もだいぶ穂が伸びて来ました。
生い茂る雑草と熾烈な生育競争をしています。
豆の方は雑草に押され気味でちょっと不安です。
赤小豆は生育初期から発芽不良が多くて、収穫はあまり期待出来ないと諦めの方向です。

穫っても穫っても穫りきれなかった夏野菜も、ちょっと息切れした感じです。
枝を切ったり、肥料をやったりして、息を吹き返してもらいます。

小学校の夏休みはすでに先週で終わり、今週水曜から新庄祭でまた連休。
その休みも明日まで。
短かった夏休みと、長かった夏もやっと終わりを迎える感じです。
今年の夏もいろいろやり残したことがあるけれど、なんとかラッキョウだけは夏が終わる前に漬け終わりました。
だけど味噌の仕込みは間に合わなかったなあ。

タカキビの穂

ヒエの穂

モチキビの穂

ラッキョウ漬け

ニンジンの芽

夏の後ろ姿2022年08月16日 19時18分

盆を過ぎると秋が顔を出します。

朝、蝉が鳴きませんでした。
ここ数日雨の日が続いたということもありますが、いつもの時間に目を覚ますと、まだちょっと薄暗い。
そして蝉の声は聞こえず、コオロギやら草むらの虫たちの声が耳に響きます。
ああ心地よい。


昨年は何者かに食べられ、全滅してしまったスイカ。アナグマか?ハクビシンか?
今年は対策として以前田んぼで使っていたアイガモ用の電気柵でぐるっと囲ってみた。
効果テキメン。今年は山ほどスイカが食べられます。


昨日からの大雨予報。
今日は3年ぶりの子供神輿。
天気よ回復してくれとの願いが届いたか、朝は流れる厚い雲の間からちょっと薄日が覗く微妙な天気。
それでも降らないのはありがたい。
神輿巡行行程半ばでとうとうザッと降られる。
それでも一度動き出した神輿は止まらない。
時折ザッとやられながらもなんとか無事終了。
今年は五穀豊穣間違いなし。

ゴマの花

スイカ畑

スイカ食べ放題!

子供神輿

蝉!雨!温泉。2022年07月18日 20時16分

蝉!
早朝から鳴きっぱなし!
さすがに暑いのか、昼はちょっと休んで、またとっぷり日が暮れるまで鳴きっぱなし。
こっちの身体もだいぶくたびれてきましたよ。
ちょうどいい具合に雨が降ったりしたもんだから、久しぶりに羽根沢温泉まで湯に浸かりに行ってきました。
鮭川村の奥の奥。深い森の奥の奥にある小さな温泉場。
しっとりと雨に浸った緑の中に佇む数軒の宿。
羽根沢には雨がよく似合います。
あ、考えてみれば雨に日にしか行ってないな。

この日お世話になったのは加登屋旅館。
久々に浸かるトロトロのお湯。
浴室にただ一人、聞こえてくるのは湯舟に注がれるお湯の音、そして降り続く雨の音。
心が洗われます。

久々の雨で野菜たちも勢いを取り戻しました。
ナス、キュウリ、オクラ・・・・夏の野菜がだんだん実りはじめました。
春とは違った忙しい日々が始まります。

畔草刈り

雨の羽根沢

雨の羽根沢

トロトロのお湯

黄色唐辛子

夏!早すぎ!2022年07月05日 20時21分

暑い!なにこれ??
7月に入ったばかりだというのに、夏全盛期の暑さ。
炎天下、畑の作業をすれば、それこそ生命の危険を感じるほど。
それでも草は茂る。作業せざるを得ません。
豆・雑穀畑の中耕除草作業。
畝間を耕して、雑草をやっつけます。
暑いです。汗が噴き出します。
なんとか倒れることなく無事に作業完了。
畑にいても、田んぼにいても、どこにいようが暑いです。
日曜日に子供達のスポ少の大会。体育館の熱気。駐車場の灼熱の日差し。
遠くの空に夕立の雲。うらやましい~。

豆畑の中耕除草

キュウリがぞくぞくと

サヤインゲンうまい!

野菜の支柱立て

夕立が羨ましい。

雲が切れ 春を迎えに 光る雪2022年03月02日 20時15分

毎年思うのですが、2月は早いですね~。あっという間に過ぎていきました。
毎日除雪に明け暮れた1月が過ぎ、2月に入ったら時々雪もお休みで、たまに日が差したりして、おっもうすぐ春か?などと思っていたら突然猛烈な吹雪。今度はハウスビニール破けませんでした。
降ったり止んだり、結局屋根の雪下ろしは3回しました。
一度掘り出した育苗ハウスの骨組みもまた雪で埋まって、再び掘り出しました。3月になって暖かくなると、どんどん雪が重く沈んでいって骨を曲げていってしまうので。

除雪による農作業の遅れを取り戻そうと思っていたのですが、あれ?いつの間にか2月が終わっています。
がんばったつもりですが、あんまり作業進んでいない。あれ?何やっていたんだ?
遊びにも行ってないし、温泉も一回しか行ってないし・・・・、ほんとにいつの間にか2月が終わってました。

3月!急いで作業の遅れを取り戻さなければ。
豆、終了。トウモロコシ、終了。ハトムギ、終了。アワ、終了。黒米、終了。赤米、終了。
あとはアマランサスとヒエの残り。なんとか雪が融けて土が見えてくるまでには・・・・。

雪下ろし三回目

ハウスを掘り出す。

黒米脱穀

ハウス除雪

日差しに雪が

穏やかに 休むことなく 今日も降る2022年01月27日 18時59分

ここ数日は雪も降らず、久しぶりにのんびりとした朝を迎えることが出来ました。
なにせ年越しからずうっと除雪除雪の毎日が続いていましたから。
朝はのんびりだけれども、日中は雪が止んだ隙に屋根の雪下ろしです。
今シーズンは二回下ろしました。
もうこれで勘弁して欲しいのですが・・・・。

正月に結構な大雪が降って、それからはわりと降る量は少ないものの毎日のように降るので、早朝暗いうちからの除雪が日課でした。
除雪機での作業とはいえ、地味に疲れが溜まります。
ガソリン価格高騰の折、燃料代もバカになりません。

毎年恒例、1月の猛吹雪もありました。
除雪機刃が立ちません。手押しのスノーダンプで地道な作業です。
ビニールハウスもちょっと破けました。
修復作業、凍えます。

吹雪が去っても毎日毎日雪が降ります。少しずつ確実に積もります。
そんな毎日なので、やっぱり農作業がはかどりません。
除雪の合間を見てヒエの脱穀作業やってます。
黒米・赤米の脱穀まだやってません。
味噌と醤油の仕込みもしなきゃなりません。
しばらく温泉にも行ってないなあ~。

ビニールハウスの除雪

屋根の雪下ろし

ハウスの骨を掘り出す

ヒエ穂の調製

出来上がった醤油を絞る

涼風に 流れる雲と 夏はゆく2021年08月31日 19時12分

厳しい暑さの7月から一転、8月になったら今度は雨が続いて天気が悪い。
ちょうど稲の花が咲く時期、この雨が収穫にどんな影響があるか心配なところです。

また一方には恵みの雨といった面もあり、夏野菜はどんどん実りはじめました。平行して雑草たちもずんずん茂りはじめます。
うれしい収穫と、難儀な草取りと、止めどなく流れ落ちる汗と、追い付かない農作業と、終わっていく一日と。
そんな毎日が続いた夏でした。
一言にまとめてしまえば・・・・充実した日々。ってとこでしょうか。

同じ日々の繰り返しだった今年の夏もいよいよ終わりです。
やり残したことはやり残したまま、夏は終わっていきます。

冬に破れたビニールハウスの屋根を、8月の内に直しておきたかったけれど、とうとう出来ませんでした。今度の冬までに出来るかなあ。

子供達も今年は不自由な夏でした。
それでも、水族館に行き、間近で滝を眺め、市民プールにも行ったし、自宅の庭で『わたなべ祭』もしたし、不自由な空気ながらも少しは楽しんだんじゃないでしょうか。


吹く風はだいぶ涼しくなりました。
もうすぐ「実りの秋」ですが、秋はとても収穫を喜んでいる暇がありません。毎日毎日なにがしかの作業に追われる日々です。
それまでにほんのちょっと息抜きがしたいですね。

野菜セット販売中!

ゴマ畑は花盛り

黒小豆の花

ヒエも頭を垂れてくる。

クロアゲハ

夏はヒマワリ

毎日の 疲労が心地 よい日和2021年06月23日 19時19分

6月も引き続き毎日いい天気です。
なんとか5月中に田植えが終わりましたが、休む間もなく田んぼの除草に取り掛かります。
田植えに時間がかかるので、最初に植えた田んぼはもう10日も経過していて、雑草の芽がわんさか伸び出しています。
一回目の除草が終わると次は野菜畑、春先に種を播いた苗の定植と支柱立て、直まき野菜の種播き。
そして豆・雑穀畑の耕起と播種、二回目の田んぼ除草。
目が回るほど忙しい4、5月とはまた違った忙しい日々です。精神的にはずいぶんお気楽なんですがね。

好天が続いて畑の土もカラカラだったのですが、梅雨に入り、土は潤って、野菜もこれからどんどん育っていきそうです。
7月になれば収穫は本格化、また別な忙しい日々が始まります。

畝を立て、マルチを張る

ジャガイモの花

コールラビ

田んぼに植えたヒエ

春の日は 晴れてるだけで 素晴らしい2021年04月29日 19時31分

今年の春はポカポカといい天気が続いて、たっぷり積もった雪なんか、あっという間に融けて、どんどん農作業がはかどってうれしいったら。ふと気が付いたらもう4月も終わりです。

稲は発芽も良好、最初に種を播いたハウスは苗床に水を張りました。いわゆる「プール育苗」というやつです。
あとで種を播いた方は2,3日後です。

野菜の苗もことのほか順調。
いつもの年より遅めの3月末に種を播いたのですが、暖かかったせいか順調に芽を伸ばしています。
いつもはまだ寒い内に播いて保温して育てるのですが、結局発芽も育ちも遅いので、やっぱり暖かくなってから播いた方がいいんでしょうかね。

作物の生育は順調だけれども、田畑の作業が滞ってます。
肥料を散布する背負い式の散布機、古いのが二台あるんですけれども、どちらもエンジン不調で入院中。肥料散布滞ってます。
トラクターに据え付けて散布する大型の散布機ももはや古くて部品が無く、壊れたらそれでおしまい。
田んぼの畔を固める畔塗り機。
作業を始めたのはいいけれど、途中からこれも限界を迎え、修理&部品交換。

他にもトラクター、軽トラック、フォークリフト、代かきの作業機などなど。
稲作農家の景気がよかった時代に買いそろえた機械が軒並み限界を迎えています。
買い換える余裕なんてとてもとても・・・・。
でもね、春って季節のせいですかね。なんか悲観的になれないんですよね。
今度は雨が続いてさらに仕事が遅れそうなのに。
春は楽しいなあ。

家族総出で農作業

今年もツバメが

野菜も順調

田んぼ作業始めたが・・・・

春の陽気は偉大