本気で農業を続けるだろうか ― 2009年05月03日 20時08分
『農業が日本を救う』
財部誠一/PHP研究所
農業と通常の事業活動とは水と油ほどに違う、株式会社の農業参入が日本の農業を発展させるというのは幻想に過ぎない。といったところから始まるのだけれども、企業の農業参入の失敗例、成功例、独自のビジネスを展開する農業法人などの例を挙げ、農地所有を自由化してビジネスとしての農業を育てて行こうみたいな話で、結局は企業が参入しやすいように、農地を農業者以外に開放しようみたいな所に落ち着く。
実際、自給分しか作らないような農家が土地の値上がりを期待して手放さず、農地が規模拡大したい所に集約できないといったところが効率化が進まない原因で、その辺をどうにかしなければというのは分かるんだけれども、それでもねえ、私は企業が本気で農業を何十年、何百年も続けていくとは思えないんですよねえ。
企業参入の成功例としてあげられているカゴメのケースでも参入10年目でやっと黒字がでるかもしれないといったレベル。農地を取得した企業が収益を上げられなかった場合、それでも農業を続けていくのだろうか。株主に逆らってでも続けていくなんてことは出来るのだろうか。やる気のある農業法人だって、結局は大きな資本に飲み込まれていくことになるんじゃないだろうか。結局は農地がマネーゲームの対象になってしまったりはしないのだろうか。
財部誠一/PHP研究所
農業と通常の事業活動とは水と油ほどに違う、株式会社の農業参入が日本の農業を発展させるというのは幻想に過ぎない。といったところから始まるのだけれども、企業の農業参入の失敗例、成功例、独自のビジネスを展開する農業法人などの例を挙げ、農地所有を自由化してビジネスとしての農業を育てて行こうみたいな話で、結局は企業が参入しやすいように、農地を農業者以外に開放しようみたいな所に落ち着く。
実際、自給分しか作らないような農家が土地の値上がりを期待して手放さず、農地が規模拡大したい所に集約できないといったところが効率化が進まない原因で、その辺をどうにかしなければというのは分かるんだけれども、それでもねえ、私は企業が本気で農業を何十年、何百年も続けていくとは思えないんですよねえ。
企業参入の成功例としてあげられているカゴメのケースでも参入10年目でやっと黒字がでるかもしれないといったレベル。農地を取得した企業が収益を上げられなかった場合、それでも農業を続けていくのだろうか。株主に逆らってでも続けていくなんてことは出来るのだろうか。やる気のある農業法人だって、結局は大きな資本に飲み込まれていくことになるんじゃないだろうか。結局は農地がマネーゲームの対象になってしまったりはしないのだろうか。
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