一年ぶり 淋しい風と ぬくもり湯2018年04月09日 21時25分

すっかり春になりほとんど雪は融けました。種まきに向けて育苗ハウスの準備などをしています。
ポカポカと日の照る日はうっすら汗をにじませての作業ですが、天気が悪い日などは冬が戻ってきたような寒さです。
気温の変動が大きいので、体調管理にはとくに気を遣っています。

先日久しぶりに家族で鳴子方面へ行ってきました。
汲み置きの温泉水が切れたのと、子どもたちが春休みの内にどこか出掛けようということで。
そういえば温泉天国・鳴子に行くのはちょうど一年前に同じく温泉を汲みに行って以来です。

まずはいつもの中山平、アルカリ性天然温泉水『玉鳴号』を汲みに『みちのく精水工場』へ。温泉スタンドで10リッター100円也。これで当分大丈夫。
汲み終わったら温泉。
同じく中山平、久しぶりの『しんとろの湯』。
93℃の源泉を加水せずに木の樋を流して冷ますことで温度を調節しています。平日のお昼前のせいか、入っているのは他に一人のみ。これほど空いているのは初めてです。
お湯は相変わらずのヌルヌルトロトロ。思わず笑ってしまうほどのヌルヌル度。
汗がどくどく噴き出るほど堪能しました。

お昼はいつもの川渡温泉の中華料理店『楓林』を目指しましたが、あれ?閉まっている。去年の春来たときにはもうすぐリニューアルオープンとか張り紙があったが・・・・。と、店舗の窓にでかでかと「店移転→」「店舗隣→」の張り紙が。
隣を見ると、なんだかお洒落な建物が。これか?
店内もこれまた今流行のラーメン店的な内装。
テーブル席は二つだけで、あとは全部カウンター席。
う~ん、子ども連れではちょっと難しい雰囲気。
幸い今日は客も少なく、テーブル席をゲットできました。
メニューは変わらず美味しいけれど、けっこう値上がりしています。
以前のいかにも街道沿いのドライブイン的な雰囲気が無くなってしまい、何とも寂しい限りでした。

それからもう一つ寂しい情報が。
一人で鳴子に来たときに必ず行く『板そば藤治朗』が3月末で閉店したという情報。
む、む、む。困った。これから鳴子に来たときに、いったい何処で食べたらいいのだろう。

種籾浸水中

温泉を汲む

しんとろの湯

旧楓林

新楓林

種まきを 終え見上げるは サクサクラ2018年04月25日 20時28分

大雪の過ぎ去った4月はなかなか暖かく、あれだけ積もった雪もきれいサッパリ消えて無くなりました。
いつも雪の多い年は育苗ハウスや作業小屋周りの除雪と平行して育苗の準備を進めなければならないので、なかなか多忙です。

苗を育てる苗箱に詰める床土の使用量が、予定していたよりやや多くなってしまって、種を播いた上に被せる覆土分が足りなくなりそう。
種まき直前に土屋さんに電話したら、少し在庫があるそうで、なんとか必要量を確保できました。

今年は一部栽培方法や品種の割合を変えてみようかと考え、いろいろ栽培計画を再検討した結果、どうも昨年自家採種したササニシキ、種籾の量がちょっと微妙です。
とにかく有るだけ全部播いてみよう。結果、予定より若干足りない。う~ん、田植えでなんとかつじつまを合わせるしか無いな。

スタートした今年の稲作りはいろいろ想定外のことがあったりして、あれやこれや無い知恵をひねって絞り出し、なんとか種まきまで無事終わりました。

これから苗作りと平行して、田んぼの作業が始まります。

種籾の芽出し作業

育苗床土準備

種まき作業

コータロー・ジョッキで一杯!