降り続く 昨日も今日も また明日も2018年02月13日 21時17分

一月前にはまさかこれほど大雪になるとは夢にも思っていませんでした。
だってねえ、1月には雨が降って雪が融けるほどだったのですよ。
1月後半、いきなりドカッと積もったときも、まあ、やっぱりこれくらい降らなきゃあね、なんて、体はキツイながらも笑顔で除雪に励んでいたものですが・・・・。
2月に入り、やっと大雪も終わったかと思ったら、それも束の間、いやはや降り続くことといったら、一晩で膝くらいまで積もる雪が、毎日毎日降り続くといった具合です。
今年はすること無いと思っていた納屋の屋根の雪下ろし。胸のあたりまで積もりました。上半分の雪はふわふわ、下半分はガチガチ。一度も下ろしていなかったのでほんとにガチガチ。もうすぐ軒下の雪が屋根にとどきます。
米保管庫の屋根はもう周りに積もった雪の方が屋根より高くなってしまいました。
籾殻小屋の屋根はトタンが錆びて雪が滑り落ちていかない状態。さらに所々穴が空き足元を確かめながらおそるおそるの雪下ろし。

ビニールを張っていない育苗ハウスの骨組みは雪の重みで曲がってしまうのでスコップで掘り出します。こちらも周りの雪が高く積もって、掘った雪を投げ上げるのがキツイ。

そうこうしているうちに、またまた除雪機トラブル。
除雪分の油圧が動かなくなってしまって、あえなく入院。
復帰にはあと数日かかる模様。
母屋の周りの除雪はジーチャン担当なのだけれども、除雪機無しでは無理。なので仕事を中断して家の周りの除雪に出動。スコップとスノーダンプを手に飽きもせず降り続く雪を、手作業で掘り出し捨てる毎日。

脱穀作業をしているビニールハウスの周りはもう雪を捨てるところがありません。
ああ、あと何日降り続くのだろう。
でも、もう2月も半分過ぎる頃だから、いくら何でももう終わりでしょ。
希望を持って、明日も雪と格闘です。

雪下ろし

掘り起こす

雪がもう・・・

米作り 始めの一歩 温泉と2018年02月04日 20時56分

今年は雪が少ないなあと思っていたら、東京から帰った途端に大雪が続いて、いきなり積もりました。
いきなりだったので、除雪除雪でへとへとです。
2月に入ってやっと雪が落ち着き、いつもの有機栽培認証の講習会に行ってきました。

場所はいつもの南陽市。車で2時間半くらい。
相棒のI井君は風邪で伏せっているらしく、今年も一人での道中となりました。
大雪が続いたせいか、いつもの年なら雪の無い東根や山形あたりも全部雪景色。
日が昇って暖かくなると共に霧が立ちこめ、どこを走っているかわからないほどの視界不良。
苦難を乗り越え、なんとか南陽市に到着。無事講習会に参加。
今年はオリンピックを見据えたGAP認証の話なども盛り込まれ、なんだか個人の農家で認証を受け続けるのが、だんだん難しくなって行きそうな感じがしました。

お昼で講習が終わり、さて今日は何を食べようか。と、前日からあれこれ考えていて、中華か、とんかつか、ラーメンか迷いに迷った結果、蕎麦。
そう、蕎麦だ。最近食ってない。

雪景色の中にぽつんぽつんと民家が点在する山道を進み、南陽市・荻の『源蔵そば』へ。
古い茅葺きの農家をそのままそば屋にした造り。歴史を感じます。
玄関を入ると囲炉裏端でオバーチャンとオバチャンがお出迎え。
座敷に入ると客は私一人。
もりそばを注文。
先に青菜漬けとお茶。
そして大皿に盛られたそば登場。
細打ちでのどごしのよいタイプ。
のどごしよくて、あっという間に平らげてしまいました。
物足りないので半もりを追加注文。
なんとか腹の虫も治まりました。

でまあ、このまま帰ってもよかったのですが、たまたま温泉のタダ券が財布の中に入っていたので、山形市の臥龍温泉保養センターへ。
一年ぶり。そういえば去年も講習会の帰りに寄ったな。タダ券で。

ロビーはレトロな造りだけれども、浴室は新しくてきれい。
市町村でやっている温泉施設に比べれば、だいぶこぢんまりした造りだけれども、昼間っから繁盛しています。
ちょいと塩素臭はきつかったもののとろりとした感触の良いお湯です。
除雪疲れを温泉でゆっくりと癒やし、帰途につきました。
今年の米作りがいよいよ始まったなって感じです。

積もった、積もった

有機認証の講習会

荻の源蔵そば

もりそば、ちょっと物足りない

臥龍温泉保養センター

皆聞くが それほど深い 意味はなし2018年01月31日 20時52分

先日のマルシェは、有機農産物を探してホームページを訪れてくれる人ではなく、たまたま通りかかった人が相手だったので、とても新鮮な体験でした。そこで一番多く聞かれたのが、「なんで電気農場なんですか?」といった質問。
それほど深い意味は無いけれど、一言では説明できないので、曖昧にこたえていたのですが・・・・。

そういえばホームページを立ち上げてからもう20年です。当初はちゃんと説明していたのですが、いつからか存在が日常になってしまって、特に説明することはなくなっていました。
あらためて説明すると、『電気農場』は我が家の農場に付けた名前ではなく、ホームページを作るときに、何かタイトルを付けようと考えた名前です。
コンピューター管理されたオートメーション的なイメージを持たれる方もいるようですが、そうではありません。
当時はまだ有機農業も取り組み始めたばかりで、右も左もわからない状態でした。そこで自分の耕している田畑の状況や、作業の様子を当時はやり始めたバーチャルリアリティ感覚で体験してもらおうというのがコンセプトでした。
バーチャルリアリティといっても、パソコンを覚え始めたばかりの田舎の農家が作るのだから、敷居の低い、スケッチブックにエンピツ書きのような手作り感のあるページにしようということで「バーチャル」とか「サイバー」とかではなく、もっとレトロな感じで「電気」としました。『電気ブラン』とか、『電気羊』『電気栗鼠』みたいなイメージです。
 まあ、ディックの『電気羊』とオーウェルの『動物農場』からいただいたといったうわさも・・・・。


 長く続けていると、単なるホームページのタイトルだったものが現実の農業の現場にも少しずつ浸食してきています。
 マルシェや産直施設の販売では『電気農場』で出店することもあります。
 はたしてこれから『電気農場』がどう変化していくのか楽しみでもあります。


電気農場

雪国の 食と雪とを 運ぶ旅2018年01月24日 21時21分

2、3日雨が続いたりして、穏やかな日が続いた新庄。
地元の若手農家が中心となって立ち上げた『明倫堂プロジェクト』のお誘いで、東京上野での『山形こっちゃこいマルシェ』に参加させていただきました。

地元の小さな企画での野菜販売はしたことがあったのですが、本格的なマルシェへの出店は初めてです。
さて、野菜はもう残っていないし、何を持っていこうと思案した結果、小豆・雑穀・ポップコーンと稲穂のドライフラワーを持っていくことに。

場所は昭和初期の古民家が建ち並ぶ「上野桜木あたり」の路地にテーブルを並べての販売。奥の座敷では稲わら細工の体験や、地元東山焼きの絵付け体験など。
路地の向かいは古民家を改装したビアホール。奥には塩とオリーブオイルの店や手作りパン屋さんなど。
ちょっと先には映画で見たことのある『愛玉子』の店があったりして、谷根千の町並みめぐりをしている観光客がひっきりなしに訪れます。

マルシェではやっぱりすぐに食べられるものが人気ですね。特にケーキやクッキーなど甘いのも。
豆や雑穀を勧めると、「わたし料理しないの~」なんて返事もよく聞きます。
さすが都会は・・・・。
観光で訪れる人も多いので、ホームページを訪れてくれる人のように健康や食の安全に関心のある人ばかりでないので、一から基本的なことを説明しなければならず、一般の人に売るという点で、なんかすごく勉強になりました。

マルシェは二日間、寒い中立ちっぱなしで腰にきましたが、大変有意義な時間でした。
月曜日にお昼の新幹線で帰宅。相変わらず穏やかな新庄。夜のニュースを見ると東京は大雪でパニックになっていました。
これがあと一日早かったらマルシェどころではなかったですね。
まさか、私たちが雪を持って行ったわけではないですよねえ・・・。

山形こっちゃこいマルシェ

ワークショップ

古民家立ち並ぶ上野桜木あたり

あたり

愛玉子食べてみたい

いつか来た 刻の止まった 雪の街2018年01月16日 18時25分

せわしない年末年始が過ぎて、あっという間に1月も後半突入です。
今年の冬はガッツリ吹雪いたりして、けっこう寒い印象がありますが、積雪は多からず、少なからずで、なかなかいい具合の雪の量です。

お正月のせわしなさが過ぎた頃、買い置きしているポン酢『シバポン』が切れたので、オクサンと二人で秋田まで買い出しに行ってきました。
横手市十文字のメーカーが作っています。新庄でも同メーカーの焼肉のタレは売っているのですが、『シバポン』は売っておらず、一番近いのが雄勝の道の駅。
ポン酢といっても柑橘果汁ではなく、柿酢を使っているので、正確にはポン酢ではないのですが、ムスメ②が柚の味がいやだっていうんでちょうどよいのです。

秋田といっても目的地は車で40分くらい。
あっという間に買い物が済み。せっかくだから湯沢辺りまで足を伸ばすか、ってことでぶらぶらと湯沢市へ。
駅の駐車場に車を止めて、湯沢市内をなんとなく散策。
よく通る町並みだけれども、歩くのは初めて。ご多分に漏れずのシャッター通り。それでも古い商店や昔からあるスーパーとか懐かしい感じ。落ち着くなあ、っていうか、新庄と変わらんな。
『オランダ焼き』で有名な店の隣に、入り口がものすごい喫茶店があって・・・なんていうか、きらびやかな昭和の空間を、崩れ落ちるまでそのまま時間だけ早送りしたとでもいうような・・・、営業しているのかどうかも定かでない佇まい。大変興味をそそられたのですが、残念ながら今一歩踏み込む勇気が出ませんでした。

昼食はまたあのディープなラーメン店『トラガス』へ行ってしまいました。
看板なし、カウンター7席のみ。ヘビメタがガンガン掛かる中、店主は黙々とラーメンを作り、お客はただただラーメンをすする。何とも不思議な空間です。

不思議な時間旅行を堪能し、『バザール』でトンブリを買い、帰途についたのでした。

日が照って雪が融けます。

夕焼けも

年の暮れ 聖夜の奇跡 猛吹雪2017年12月29日 18時35分

今年もまた友人家族とコテージに宿泊。クリスマス前の23日。
今年は舟形町の若あゆ温泉に隣接する『あゆっこ村』。
残念なことに温泉は改装中のため、尾花沢市まで足を伸ばして『花笠温泉 ふくの湯』経由でコテージへ。
そして24日はオクサンの従弟の出演する演劇、キッズシアターSの舞台『モモ』を観劇。これも去年同様。
灰色男に扮した従弟にムスメ②は恐怖の表情。

家に帰ってみると、オクサンの友人から荷物が。
明けてみると子どもたちへのプレゼント。な、な、何と!ムスメ①がサンタさんにお願いしていたプレゼントと同じもの!
ヤバイ!かぶったー!まさかの奇跡。
ムスメは狂喜乱舞!
そして案の定、翌朝のサンタさんのプレゼントには薄~いリアクションでした。(泣)

一方ムスメ②がサンタさんにお願いしていたのはドレス!
どうも、サンタさんは衣類系は扱っていないらしく、くれたのはアクセサリー的なおもちゃ。
ムスメ②が包みを開けたときの一言、「ガックリ」。(泣)

お部屋を飾り付け

ケーキは手作り


クリスマスが過ぎたらものすごい猛吹雪。
家の前には背丈ほどの吹き溜まり。
除雪すれども、すれども、次から次へと飛んでくる雪。
そして今日やっと風がやんだので、ビニールハウスの除雪へ向かいました。
風が強かったせいで、積もった量はそれほどでもなかったのだけれど、半分ほど作業した頃、突然除雪機が沈黙。
とうとう来たか!
周囲の雪を掘って、状況を確認。機械の下にちぎれたベルトを発見、これか!
機械屋さんを呼んで雪の降る中修理。ありがとうさん。
作業無事再開。お昼を2時間ほど過ぎた頃に作業終了。
遅い昼食をとって芯まで冷えた体を温めて、ふと、ああ、今年ももう終わりか。

猛吹雪吹き荒れる

作業小屋も雪に埋もれ

もつもつと 天地を染める 冬の華2017年12月17日 18時03分

12月、雪が降ったりやんだり、融けたり積もったり、少しずつ景色が冬になっていきます。
ビニールハウスの中でペット用の雑穀の穂を調製していましたが、今年は収穫量が少なかったので、作業に取りかかったのは遅かったものの、早々に終了しました。
あとは粒で出荷する分を脱穀する作業です。

中旬になって今シーズン初の除雪機によるビニールハウスの除雪。
かなりの濡れ雪で重く、だいぶくたびれている除雪機は今にも壊れそうに唸っています。いたわりながらの慎重な作業です。
機械があと何シーズンもつか不安です。

昨日は自家用味噌の仕込み。
いつもは大豆5kg分を2日に分けて仕込むのだけれども、昨年寸胴鍋を買ったので大豆も麹も増量し、一日で仕込むことに。
あんまり考えずに予定組んで作業を始めたら、寸胴一つでは厳しい量、もう一つ鍋に分けて煮ることに。
麹と混ぜ合わせるタライも、一つでは入りきらず、作業を中断して近くのホームセンターにもう一つ買いに走りました。
子供らのお手伝いは昨年より堂に入ってきて、それほど時間のロスもなく、なんとか暗くなる前に全部仕込み終わりました。

雪に閉ざされる長い冬が始まりました。
今年の冬は何をしようかな。

ビニールハウスの除雪

ビニールハウスの除雪

麹づくり

味噌造り

『子どものむし歯予防は食生活がすべて』2017年11月30日 17時24分

本の紹介

『子どものむし歯予防は食生活がすべて/黒沢誠人 幕内秀夫』


一生懸命歯磨きしても次々と虫歯が出来てしまうのはなぜだろう?と疑問を持った歯医者さん。
「歯磨き道場」に通い必死のトレーニング。7ヶ月で100%歯磨き達成の認定証をもらうが、普通の人がこれを実践するのは不可能。それでも虫歯の出来ることできない子がいるのはなぜ?
ほんとに歯磨きで虫歯予防が出来るのか?
そこでこの歯医者さんが行った実験、自分の4人の子どもたちに一切歯磨きさせなかった。
結果子供らに虫歯は一本も出来なかった。
むし歯予防の決め手は歯磨きではなく、なにをどう食べるかという食習慣にあった。
簡単に実践できるむし歯予防の方法を解説。


うちの子は7歳と4歳。未だ虫歯無し。フッ素塗布もしていないし、もちろんフッ素入り歯磨きも使っていない。
今のところまともな食生活なんだと思う。
ただ、これから大きくなって、友達とあれこれ食べたり飲んだりが始まると、どうなってしまうのか。
小さいうちにできるだけまともな食習慣を身につけさせておきたいと思う。


『子どものむし歯予防は食生活がすべて/黒沢誠人 幕内秀夫』


冬を待ち 静かに白い 雪の畑2017年11月29日 18時18分

大地は一面白に覆われました。
積もる前になんとかダイコンとニンジンの収穫を終わらせ、無事今年の収穫を終えることが出来ました。

一度軽く積もって、それから雨が降って全部融けて、12月にまた降って根雪になるのが冬に向かっていくパターンなのですが、今年は融けきる前にまた雪が積もりました。
週間天気予報を見るとどうやらこのまま融けずに根雪になってしまう予感がします。
融けたら畑を耕すつもりと言っていた知人も、あきらめてトラクターに除雪の機械を取り付けていました。

雪が積もって、外の仕事が終わると、今度はビニールハウスで秋に収穫した豆や雑穀の調製作業に入ります。

最初はペット用のアワとヒエの穂の調製です。
今年はお米同様収穫量は少なめです。スズメの食害も多く、「穂」として出せるものもはさらに少なめです。
毎年栽培をお願いしている今田さんのヒエ・キビもやはりいつもの年より少なめでした。
本格的な冬に入ると脱穀調製作業の他に除雪作業もしなければならず、忙しくなりますが、収穫量が少なくて忙しくないのも寂しいものです。
今年の積雪はどの程度でしょうか。もし雪が少なく、除雪作業も余りしなくていいのならば、余った時間で何か新しいことでも考えましょうかね。

初雪積もった

最後の収穫

アワ穂調製

ヒエ穂調製

寒風に 汗をぬぐって 豆を刈る2017年11月14日 21時09分

苦労した稲刈りが終わって、休む間もなく雑穀や豆の刈り取り。
といっても雨の日は刈り取り作業できないのでなかなか作業は進まず、最後に残った白小豆の刈り取りそして脱穀、昨日やっと終わりました。
あとは、雪が積もる頃まで収穫の続くダイコン、ニンジンが畑に残るばかりで、今年の収穫はほぼ終わりました。

今日は先延ばしにしていたコンバインの清掃。
今年はだいぶ無理を掛けました。
Vベルトはあちこちヒビが入って、金属部分はさびが目立ってきて、だいぶくたびれてきました。
出来ればあと5年くらいがんばってもらいたいが、無理かなあ。

暗く重い曇り空の下、チクチクする稲の埃にまみれながらの清掃作業。終わり間際に雨が降り出したものの、なんとか無事終了。
週間天気予報には雪のマークがチラホラ。
今年もとうとう冬が来ます。
積もる前にしなきゃならない仕事、まだいっぱいあるなあ。

すっかり枯れた景色

豆は手刈り

豆脱穀です。

コンバイン掃除