今月はまだ温泉に入っていなかったので2010年02月25日 19時33分

今日はなんだか春のように暖かい。
そういえば今月はぜんぜん温泉に行っていない。
ストックしておいた温泉水も底をついてしまった。
ってことで行ってきました。久しぶりの鳴子温泉。
初っぱなは中山平・あすか旅館でいつもの「飲める温泉」を汲んで、ご入浴。
さすが、平日ながら行列が出来ています。温泉汲むまで30分待ちです。
汲み終わって入浴。
今日の大浴場のお湯は単純温泉とは思えぬほどのヌルヌル感。一年ほど前に初めて入った時はヌルヌルというよりはツルツルといった程度の感触。その後家族風呂に2回ほど入ったけれども、こちらは加水して温度調節しているせいか、ヌルヌル感はあまり無し。ひさびさの大浴場は良いお湯とレトロ感あふれる佇まいが相まって、思わず微笑みがこぼれ落ちるのでした。

さて、同行した妻は「今日は一つだけにする」ってことだったので、妻の分も入らなければ。使命感。
午前中にもう一湯ってことで、日帰り入浴が難しいことで有名な東鳴子・初音旅館にチャレンジ。が、玄関に「本日日帰り入浴受け付けません」旨の立て看板。あえなく玉砕です。

そんなわけでさらに先に進み、川渡温泉・越後屋旅館に入湯。
ここは外観は古そうだけれど、館内はけっこう明るくきれい。雛人形なんか飾ってあったりして。
温泉もまた硫黄の臭いただよう黄緑色に濁ったお湯。ちょっと熱めの適温で、体を沈めると白い湯ノ花が舞い上がります。
外に2,3人サイズの小さな露天風呂があって、こちらの方はさらに大量の湯ノ花が乱舞します。
泉質の違う2つの温泉があって、男女が時間で入れ替わるみたいです。
温泉に入らずに、ロビーで待っていた妻がこの宿を大変気に入ったみたいで、泊まりできてみたいと言ってました。おお、それなら両方入れるぞ。
そういえば隣にある藤島旅館も気に入っていたなあ。川渡温泉好きみたいです。

お昼を過ぎてしまいました。
川渡温泉にある中華料理屋『楓林』に入りました。初めてです。
以前見た観光ガイドブックかなんかに、餃子が大きくてすごいとか書いてあったので、餃子とホルモン定食を注文。妻はカルビ定食。妊婦検診のあとは食欲が爆発するのです。

で、出てきた餃子の姿にただただ呆然です。想像していた「かなり大きい餃子」の2倍はあります。
しかし、テレビの話題になるような企画物のジャンボ餃子ではなく、あくまでまっとうな餃子です。
箸で持ち上げるのも難儀なその重量感。厚いもっちりした皮の中に大量の餡。何か尊い気持ちにさえなり、胸がいっぱいです。
ホルモン定食は野菜のホルモン炒めみたいのかなと思っていたら、ちゃんとした焼肉でした。
ホルモンは豚モツですな。いろんな部位が混じっていて、食感がコリコリ、ぷるぷる、なかなかいけました。この店はちょっとやみつきになりそうなお店です。次は麺類にチャレンジしたいな。

ここでちょっと一休みってことで、いつもの『あら伊達な道の駅』へ。
去年の春には売り切れて買えなかった純米吟醸『湯の里 中山平』を購入。
今年は新たに『大谷川』ってお酒も出ていました。
どちらも古川の寒梅酒造が温泉水『玉鳴号』を使って仕込んだお酒で、『中山平』はお米が『ひとめぼれ』、『大谷川』はお米が酒米『蔵の華』。どう違うのか、飲み比べるのが楽しみです。

一休みしたから最後にもう一つ入って帰ろうってことで、川渡温泉の国道沿いにある『中鉢温泉』へ。
建物はけっこう新しい感じです。
浴室は広くてかなり立派。石造りの床と浴槽。壁は木造、天井には見事な丸太の梁が渡されています。
お湯は醤油色。臭いは、石油臭ともちょっと違うモール臭というんでしょうか。ほんのり香ります。
ちょっとピリッとした感触で、内湯はだいぶぬるめです。露天の方はちょっと熱めで、黒い湯ノ花がいっぱい舞っていました。
3湯目なんだけれども居心地が良くて、けっこう長湯してしまいました。
上がったら妻は車の中で待っていました。
何でもロビーで待っていたら、宿の人の電話のやり取りが怖くて、出てきてしまったそうです。確かに強面ではありましたが。

今日は大変満足しました。
久しぶりの温泉なので、3つ入ったって、バチは当たらないでしょう。
しかし、一番印象に残ったのはあの気高き大餃子の姿だったのです。

コメント

_ 豊田年男 ― 2010年02月26日 06時23分

温泉はいいですねェ。
1日に3つの温泉に入れるとは、本当に羨ましいです。

私は、餃子より純米吟醸酒ですな。

徳島の芋苗生産農家

_ よーすけどん ― 2010年02月26日 20時56分

> 豊田さん

ここ新庄は東西南北1時間圏内に昔からの良い温泉がたくさんあるので、温泉好きには堪えられません。

純米吟醸『湯の里 中山平』は中山平のお米と中山平の温泉水で仕込んだお酒で、こちらも温泉好きにはたまらないお酒なのです。
数に限りがあり、春には売り切れてしまいます。

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック