花粉症のローテンションで、沖縄そばと温泉を2010年04月04日 19時35分

花粉症のせいでものすごくテンション下がっています。
とくに喉と気管の痛みが酷くて口を開くのもイヤ、呼吸をするのすらイヤです。
妻が今日誕生日だからどっか行きたいとか言い出しました。
夫のこのテンションの低さをものともせずに。

しょーがないんで車で出掛けました。
いつものコンディションならね、「よし、温泉だ!」って、張り切るんだけれども、今日はただ黙々と車を走らせるのみ。温泉のパワーをもってしても気分が奮い立ちません。
以前妻が沖縄料理が食べたい。なんてことを言っていたので、宮城県古川の『沖縄そば』に行ってみることにしました。
古川の市内から国道4号線を北上、少し寂しくなったあたりに古くから有る沖縄料理屋です。
有るのは知っていたんですが、行くのは私も初めてです。
店の前と屋根に真っ赤な字ででっかく『沖縄そば』の看板。東北のこの地に違和感ありありです。
中は沖縄情緒あふれるもののごく一般的な街道沿い食堂の造り。
ソーキそばと三枚肉そば、ジーマミー豆腐を頼みました。
初沖縄そばだったのですが、想像していたよりぜんぜん美味しかったです。
沖縄そばって、うどんみたいな麺なのかなと思っていたら、コシの強い極太平打ち中華麺で食べごたえがあり、三枚肉もソーキ=豚軟骨もしっかり柔らかく煮込まれていて美味。あっさりしたスープがしっかりと味をまとめ上げていました。
沖縄そばを堪能してもテンションは上がらず、ちょいと古川市内にある蔵を改造した『食の蔵 醸室(かむろ)』なんてとこを見物、『あ・ら・伊達な道の駅』に立ち寄り、テンションの上がらないまま、帰ろうか、どうしようか。でも一応温泉には立ち寄ってみようか。
ダラダラと考えたあげくに、とうとう中山平温泉へ到着。『しんとろの湯』は混んでいそうだな。入りたくないな。ってことで、久しぶりに『星の湯旅館』に行ってみました。
そしたら男湯は一人きり貸し切り状態。
やっぱりここのお風呂は中山平では一番好きですね。
無色透明な湯が満たされた湯船に大きな窓から差し込む光が空や木々を映し出して、注がれる温泉の波紋がその景色をゆらゆらと揺らしているのです。
大きなヒノキの浴槽にお湯が注がれる音しか聞こえない。
成分の薄いアルカリ性単純温泉といえども、中山平特有のヌルヌル感はちゃんと感じられます。
や、テンションが上がりました。
ロビーで一息ついていたら、観たことのないバスタオルが壁に貼ってあります。
これはもしや、中山平温泉スタンプラリーの新しい賞品では!
思わず積んであったスランプラリーの台紙に宿のスタンプを押してもらってしまいました。
これは、もしかして、また、温泉巡りをしろというお告げなのでは。

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