冬の庄内、湯田川温泉2012年01月31日 18時45分

毎年結婚記念日は温泉でのんびり。ということで今年も。
去年は娘がまだ小さかったので(今も小さいけれど)、食事付きの日帰り休憩で鳴子温泉に行きました。
今年は晴れて一泊旅行です。
魚をたらふく食おうって事で、行き先は庄内。
一昨年お世話になった湯田川温泉『珠玉や(たまや)』に再び泊まることにしました。
いやはや大雪です。庄内に向かう車の視界が20m位。たまに吹雪いてまったく前が見えなくなったりします。
それでも庄内地方は雪が少ないはずだからもう少しの辛抱と・・・庄内地方に入ると降る雪は少なくなったものの、今度は庄内名物の地吹雪。いやあ疲れました。

お昼は鶴岡市にあるナポリピッツァの店『穂波街道 緑のイスキア』にて。
なんでも「世界で296番目の『 真のナポリピッツァ協会 』認定店」なんだそうです。
前菜に頂いた水牛のモッツァレラチーズが絶品。
表面の皮を割ると、トロトロのチーズが流れ出して、これが何ともたまりません。
もちろんピザも美味しゅうございました。

あちこち直売所巡り。やっぱりこの時期の庄内は寒鱈。まるまると太った真鱈が氷をかぶってたくさん並べられています。
それを尻目に買ったのはリンゴ。娘用に放射能の心配の無い庄内のリンゴをいくつか。

早めに宿について、一息付いてお風呂に。この旅館は客室8室に貸し切り風呂が3つ。子供連れには便利です。まだ早い時間なのに全部ふさがっていてなかなか空きません。そこで子供は後で入れるとして、交代で外に入りに行こうと、前回来たとき入らなかった珠玉やの本館である『九兵衛旅館』のお風呂に入ってみようと向かうも、ボイラーが止まっていてぬるくては入れないとのこと。
なるほどみんな珠玉やの方に入りに来ていて混んでいたのかな。
湯田川温泉はほとんどが源泉そのまま掛け流しだれれども、九兵衛と珠玉やはボイラーで加温しています。

それじゃあって事で、九兵衛旅館の前にある共同浴場『田の湯』へ行き先変更。
路地裏にある小さな共同浴場です。脱衣所も狭いし、浴槽も4人入ればぎゅうぎゅうといった大きさ。
先客一名。
で、このお湯がすばらしい。
無色透明な硫酸塩泉。ライオンちゃんの湯口から浴槽の大きさにそぐわぬ量の源泉がどばどばと掛け流されています。
もともと源泉の湯温が42℃ほどなので、入った感じはぬるめ。でも上がった途端汗が噴き出します。
いやあすばらしいお湯です。

この宿の売りはやっぱり料理ですね。
庄内の食材をふんだんに使った和食。
ああ、久しぶりに新鮮なお刺身を食べたような。
それかななんといっても『どんがら汁』。寒鱈の身から、アラから、肝、何でもぶち込んだ味噌仕立ての汁です。
ここのどんがら汁は割と上品な味に仕上がっています。白子が入っていないのがザンネン。
前回宿泊したときに比べて、量的にちょっと物足りなかったものの味的にはたいへん満足。
一服してまた温泉。今度は娘と一緒に。しかし盲点が。
3箇所のお風呂、どこも照明がかなり暗い。これで娘が号泣です。残念ながら入浴を断念。
翌朝明るくなってからゆっくりと入れました。

2日目はまずオクサンが「『庄内シルク焼きそば』を食べてみたい!」なんて言い出しまして。
どっかでもらったチラシに載っていたようです。
鶴岡市内でさっそく購入。
なんでも麺にシルクが練り込んである?らしいのです。
そして庄内スタイルのソース後掛け。
たっぷりのもみ海苔とピリ辛の豚バラに目玉焼き。そして麺がモチモチです。ただ、麺はけっこう油っこい。でも、酸味の利いたソースを絡めると美味しいです。
でもなんで後掛け??

これ、昼食じゃないんです。だって新鮮な魚を食べるために庄内まで来たんですから。
本番は酒田市のさかた海鮮市場にある『海鮮丼や とびしま』でたっぷりのお刺身と鱈の白子とどんがら汁を頂きました。
刺身の新鮮さは言うに及ばず。
どんがら汁もこちらは豪快な漁師料理風。たっぷり食べて満足です。
さらにお土産にどんがら汁セットを買って帰途に・・・と、その前に酒田に来たときオクサンが必ず買う『さいとう精肉店』のレバーの唐揚げも買って、やっと帰途につきました。
食って食って食いまくった2日間でした。
どうかバチが当たりませんように。

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