米作り 始めの一歩 温泉と2018年02月04日 20時56分

今年は雪が少ないなあと思っていたら、東京から帰った途端に大雪が続いて、いきなり積もりました。
いきなりだったので、除雪除雪でへとへとです。
2月に入ってやっと雪が落ち着き、いつもの有機栽培認証の講習会に行ってきました。

場所はいつもの南陽市。車で2時間半くらい。
相棒のI井君は風邪で伏せっているらしく、今年も一人での道中となりました。
大雪が続いたせいか、いつもの年なら雪の無い東根や山形あたりも全部雪景色。
日が昇って暖かくなると共に霧が立ちこめ、どこを走っているかわからないほどの視界不良。
苦難を乗り越え、なんとか南陽市に到着。無事講習会に参加。
今年はオリンピックを見据えたGAP認証の話なども盛り込まれ、なんだか個人の農家で認証を受け続けるのが、だんだん難しくなって行きそうな感じがしました。

お昼で講習が終わり、さて今日は何を食べようか。と、前日からあれこれ考えていて、中華か、とんかつか、ラーメンか迷いに迷った結果、蕎麦。
そう、蕎麦だ。最近食ってない。

雪景色の中にぽつんぽつんと民家が点在する山道を進み、南陽市・荻の『源蔵そば』へ。
古い茅葺きの農家をそのままそば屋にした造り。歴史を感じます。
玄関を入ると囲炉裏端でオバーチャンとオバチャンがお出迎え。
座敷に入ると客は私一人。
もりそばを注文。
先に青菜漬けとお茶。
そして大皿に盛られたそば登場。
細打ちでのどごしのよいタイプ。
のどごしよくて、あっという間に平らげてしまいました。
物足りないので半もりを追加注文。
なんとか腹の虫も治まりました。

でまあ、このまま帰ってもよかったのですが、たまたま温泉のタダ券が財布の中に入っていたので、山形市の臥龍温泉保養センターへ。
一年ぶり。そういえば去年も講習会の帰りに寄ったな。タダ券で。

ロビーはレトロな造りだけれども、浴室は新しくてきれい。
市町村でやっている温泉施設に比べれば、だいぶこぢんまりした造りだけれども、昼間っから繁盛しています。
ちょいと塩素臭はきつかったもののとろりとした感触の良いお湯です。
除雪疲れを温泉でゆっくりと癒やし、帰途につきました。
今年の米作りがいよいよ始まったなって感じです。

積もった、積もった

有機認証の講習会

荻の源蔵そば

もりそば、ちょっと物足りない

臥龍温泉保養センター

降り続く 昨日も今日も また明日も2018年02月13日 21時17分

一月前にはまさかこれほど大雪になるとは夢にも思っていませんでした。
だってねえ、1月には雨が降って雪が融けるほどだったのですよ。
1月後半、いきなりドカッと積もったときも、まあ、やっぱりこれくらい降らなきゃあね、なんて、体はキツイながらも笑顔で除雪に励んでいたものですが・・・・。
2月に入り、やっと大雪も終わったかと思ったら、それも束の間、いやはや降り続くことといったら、一晩で膝くらいまで積もる雪が、毎日毎日降り続くといった具合です。
今年はすること無いと思っていた納屋の屋根の雪下ろし。胸のあたりまで積もりました。上半分の雪はふわふわ、下半分はガチガチ。一度も下ろしていなかったのでほんとにガチガチ。もうすぐ軒下の雪が屋根にとどきます。
米保管庫の屋根はもう周りに積もった雪の方が屋根より高くなってしまいました。
籾殻小屋の屋根はトタンが錆びて雪が滑り落ちていかない状態。さらに所々穴が空き足元を確かめながらおそるおそるの雪下ろし。

ビニールを張っていない育苗ハウスの骨組みは雪の重みで曲がってしまうのでスコップで掘り出します。こちらも周りの雪が高く積もって、掘った雪を投げ上げるのがキツイ。

そうこうしているうちに、またまた除雪機トラブル。
除雪分の油圧が動かなくなってしまって、あえなく入院。
復帰にはあと数日かかる模様。
母屋の周りの除雪はジーチャン担当なのだけれども、除雪機無しでは無理。なので仕事を中断して家の周りの除雪に出動。スコップとスノーダンプを手に飽きもせず降り続く雪を、手作業で掘り出し捨てる毎日。

脱穀作業をしているビニールハウスの周りはもう雪を捨てるところがありません。
ああ、あと何日降り続くのだろう。
でも、もう2月も半分過ぎる頃だから、いくら何でももう終わりでしょ。
希望を持って、明日も雪と格闘です。

雪下ろし

掘り起こす

雪がもう・・・

豪雪の 終わる予感の 日のにおい2018年02月28日 20時54分

今年はまさか大雪なるとは思ってもいませんでした。
2月はずうっと除雪、除雪、除雪で明け暮れました。
途中除雪機の故障が数回。そのたびに手作業で雪と格闘。子供らがインフルエンザに罹って、さらにバタバタ。治りかけた頃にこっちが風邪でダウン。治りかけた頃に今度はオクサンがダウン。降り続く雪を眺めながら、じっとガマンの日々もありました。
月末になって、やっと雪の勢いが衰え、ちょっとだけ春の兆しが見えました。
昨日は確定申告にいって、散髪して、温泉に入ってきました。
お昼に食べようと思っていたインドカレー屋が、建物ごと無くなっていたのはけっこうショックでした。

立て直されて真新しい瀬見温泉の共同浴場に入ってきました。
名物の『ふかし湯』もありましたが、今回はお湯の張られた方。
3、4人サイズの小さな浴槽に熱い源泉が掛け流されています。
縁を越えてやや大きめの浴槽があり、そちらに流れ込む頃には適温になっているといった具合です。
浴室は甘い消臭剤的な臭いが漂っていましたが、お湯はほんのり温泉臭が香り、キシキシした肌触りで、なかなかよいお湯です。
4人サイズの露天風呂もあって、こちらは別源泉らしく、ちょっと火薬っぽい香りがしました。
狭い通りに数軒の旅館や商店が建ち並ぶ地味な温泉街ですが、侮れませんな。

床屋でまた温泉タダ券もらってきたので、どこに入るか考えなきゃ。

もう雪の捨て場がありません。

つららの雫がはるぽい

せみの湯

露天も気持ちよい

向かいの喜至楼