おっとまた雪 ~デスクワークの日々2007年03月06日 21時15分

ぽかぽかと暖かい日がずうっと続いて、雪もだいぶ融け、田んぼの畦が見えだした。
今年は春が早いなあなんて思っていたら、あっ雪だ。夕方にはすっかり全部真っ白に埋め尽くしてしまった。こういうのも、まあいいいか。

週末の新聞にまたアメリカ産牛肉問題。
輸入が禁止されているアメリカ産牛肉原料の加工品ソーセージが見つかったそうだ。
米国政府発行の証明書には牛肉使用が記載されておらず、家畜伝染予防法と食品衛生法違反だそうだ。政府のお墨付きも信用できないとなると、いったいなにを信じていいのかわからなくなってくるな。

やっと所得税の申告が終わった。来客があったり、集会があったりでなかなか進まなかった。ほっと一息つきたい所だが、机の上には今年の有機認証の申請書類。またデスクワークだ。頭が沸騰してしまう。

飛んだ!!2007年03月12日 16時44分

今年は暖冬で春作業も早まりそうだ。そろそろ段取りをしようかと思っていたところ、突然大雪。すっかり土が見えていた家の周りも、あっという間に膝くらいまで雪が積もってしまった。
で、今日はこの冬一番の猛吹雪。3月の半ばになってから真冬並みの低温。とうとうビニールハウスのビニールが破けてしまった。半分ほど飛んだ。すでに所々穴が空いていて春には交換しようと思っていたからもったいなくはないけれど、それにしてもこの時期のこの天気。オソロシや。脱穀作業が終わった後でほんとよかった。

新聞によると暖冬の原因となったエルニーニョ現象が終息し、今度はラニーニャ現象だそうな。てぇことは夏暑くなる??
もうわけがわからん。どっちにしろ今年は天気に泣かされそうだ。

農と食の問題の奥の方2007年03月17日 20時06分

 『日本の食と農 危機の本質』
 神門善久/NTT出版
 
危機が叫ばれるの日本の食と農業。しかし問題の根っこのほうにあるもの、消費者、農業者、政治家、官僚、企業などそれぞれのエゴはうまい具合に棚上げされ、それぞれの本音を隠したまま議論されている。といった視点から食と農を語っているのが異色。
食品の安全の問題から入って、JA・農協の問題、そして一番のメインになるのは農地の問題。
兼業化が進み、農業への依存度が少なくなってきた零細農家は農業収入よりも公共事業や企業参入による農地転売収入期待で農地を手放さない。集落営農も農外企業の農業参入も農地の所有権に執着する。そして農地転用規制は事実上骨抜きになっている。日本の農地は食糧を供給し続けられるのか?
普段は議論されないそれぞれの本音の部分をあぶり出しているのがなかなか興味深い。
消費者の方々はこういうのどう読むか?

でも、具体的な提案についてはちょっと荒唐無稽かなって感じもしないではないな。
だって、それぞれのエゴが問題ならば、そういう人たちが理屈を並べられて、はいそうですかってふうにはいかないでしょう。
結局は気持ちがそっちに傾くとか、そういった曖昧な部分が重要になってくるのかな。人間の心をどうのこうのってのは難しい。

今日も降る降る2007年03月19日 20時44分

今日も朝からずんずん雪が降り続く。
毎日15cmくらい降り積もる。でも日中気温が上がって融けていき、一進一退の攻防。
春の訪れが早いと思われたが、すっかり真冬の景色の逆戻り。
屋根の破れたビニールハウス。中にすっかり雪が積もってしまった。
外仕事はとても出来ないんで、コタツの中でアマランサスの選別作業をちまちまやってます。
そろそろ種籾の準備などはじめたいんだけれど、この天気じゃとてもコタツからでる気になれない。

動き出す。2007年03月25日 19時34分

やっと春っぽい天気になった。
雪が止み、雨になり、積もった雪がどんどん融けていく。
久しぶりに日も差し、気温も上がり、コタツに入っているのがなんだかうっとうしくなってきた。
そんなわけで、じっとしていられず、せっせと今日も雪消し。
明日は作業小屋から機械をひっぱり出そう。
やることがいっぱいだ。

いよいよ明日から2007年03月30日 21時13分

だいぶ雪が融けた。農業用溜め池で越冬していた白鳥たちもそろそろ北へ帰るところ。頭の上、列を作って飛んでいく。
そろそろアイガモを屋外に出さなければ。雌の鴨がポコポコ卵を産み始めている。今年は何羽孵るか。
明日はいよいよ種籾の塩水選&温湯処理をしようということで、なんだかんだ準備で忙しい一日。
夜はまた消防団で一杯。忙しいなあ。♪