アイガモの運命を2007年11月28日 19時36分

今日は朝早くから宮城の方へアイガモを運んでいきました。食肉処理のためです。
昨日は泥だらけになりながらアイガモをコンテナに詰め込みました。
毎年のことながら、切ないもんですね。
農業なんてのはほんとに矛盾に満ちた職業です。
とくに畜産なんかは、いい肉、上等な商品を作ろうと思えば人一倍愛情を注いで育てなければなりません。9時から5時までの仕事だけでなく、それ以外の時間にいかに神経を使うかも大事です。
生きものの表情を見ながら、大事に育てなければなりません。
そうやって愛情を注いで、それを殺して肉にする。
なんという矛盾でしょうか。
ああ切ないなあ。それでも今年もカモ鍋を食う。ソウスベキダ。そして生命の根源的な宿命について黙考しよう。合掌。

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