今日は温泉に行く日。2015年02月05日 21時31分

気がついたらしばらく温泉に行っていない!
これはイカン。人間としてダメになる。
ってことで、夕べは一人で温泉に行こうと決め、布団の中でプランを練ったのでした。

そういえば去年は田んぼにアイガモを入れなかったので、アイガモの処理=ついでに鳴子温泉、処理したアイガモ肉を引き取りに=鳴子温泉ってパターンがなかったので、鳴子温泉だ!

さて、どこに入ろうか。
まずは中山平。今まで入ったことない『つるの湯』あたりでいってみようか。
次はこれまた入ったことのないあそこかあそこ。そしてお昼はいつも家族でいく『楓林』ではなく、あそこかあそこのどちらかで食べてみよう。
そしてその後にもう一湯。久しぶりにあそこのお湯に入ってみようか。

期待と妄想をふくらませ、今日は朝にちょちょっと仕事を終わらせ、いざ一人で出発。
宮城へ向かう国道47号線はもはや3月並みの陽気。あちこちで排雪作業中で片側交互通行。日差しに輝く雪がまぶしいのです。

まずは中山平温泉。国道から脇道の奥にぐいぐいっと進みます。よく温泉を汲みに行った『あすか旅館』は値上げしたせい?けっこう空いています。そして目指す『つるの湯』はその奥。観光協会にも属していない日帰り専門の宿・・・・っと、ありゃ、もしやとは思っていたけれど、すでに廃業して建物の中はガラン。いきなり出鼻を砕かれてしまいました。
国道へ向かう坂道の途中、『東蛇ノ湯』撤去され、『鳴子ラドン温泉』は日帰り営業のみ、かつて中山平一の湯質を誇った『丸進別館』は深い雪に埋もれたまま、なんだかどんどん寂れていってしまうようで悲しいです。

心の傷を抱いたまま、東鳴子温泉へ。国道沿いにある『馬場温泉』の共同浴場へ。
かなりいい湯と評判の温泉。
旅館の向かいに建つこぢんまりとした木造の湯小屋で、地元専用みたいなオーラを発していて、今まで避けてきたのでした。
今日は入るぞ!
向かいの旅館で入浴料を払い、湯小屋の扉を開けると、狭い脱衣場と小さなコンクリート造りの浴槽。雰囲気バツグン。
お湯はうっすらと褐色。油臭というか、土の匂いというか、金属臭というか・・・いろんな臭いが混ざった、しかしやさしい香りです。味はちょっと鉄っぽい。
かなり熱いとの情報だったけれども、冬だったせいか?43℃くらい。熱めの適温です。
掛け湯をして体を慣らし、体を浴槽に沈めると、じゅわじゅわじゅわっと細かな気泡が湧いてきます。
体にも細かな気泡がいっぱいまとわりついてきます。
そしてツルッとした湯の感触がとても心地よいです。
聞きしに勝るいいお湯でした。

馬場温泉共同浴場

お湯が極上

さて昼食。
幼児連れだとなかなかいけない手打ちそばの店へ。
中山平、『鳴子ラドン温泉』の敷地にある『板そば藤治郎』へ。
宮城に来て山形スタイルの板そばを食べることもなかろうとは思いますが、なかなかいけるのです、ここのそば。
なんたって、温泉水で打っているんですから。
たまらん歯ごたえ、噛んだあとにそば粉のえぐみがちょっとして、たまらんのです。

板そば藤治郎

この板そばがうまいのです!

そばを食べたらなんだか眠くなってきました。
毎日ダラダラと仕事をしているつもりだったけど、意外と疲れがたまっていたのかな?
この調子じゃあ、三湯は無理かなって思って、車の中でのんびりと、時間を潰しました。

じゃあ、今日の締めはどうしよう。
一湯目は個性的な湯だったので、次はあっさりと優しい感じのお湯にしよう。
で、行ったのは中山平温泉『星の湯旅館』。無色透明、無味無臭。ツルッとした感触のアルカリ性単純泉。
今日の締めにピッタリだ。

強面のご主人に入浴料を払い浴室へ。
広い脱衣場、窓の大きい明るい浴室、木造りの浴槽に注がれる澄んだお湯。
窓から見える枯れた白い山と、浴槽に注がれる温泉の音だけ。
まさに極楽。

中山平温泉 星の湯旅館

とってもクリアなやさしいお湯

おお、なんと豊かな一日であったろう事か。
っと、帰ってムスメ二人を風呂に入れなければ。
もう一湯ガンバロウ。



講習会、カレー付き2015年02月19日 21時10分

今日は農業大学校主催の『農業経営革新支援講座』ってのに参加してきました。
いつもの有機農業の講座に行くのだけれども、今回は大きな規模で多角的な経営をしている方々による講演。
私が目指しているものとは正反対のようだけれども、「新しい時代に向けての活路を拓く」とか「革新支援」ってのが面白そうだったので、参加してきました。

時間は午後から。会場は天童市の温泉ホテル。
天童市といえば、やっぱりあそこに行かなければ。
インド料理店『スルターン』でまずは腹ごしらえ。
ランチはナンとライス食べ放題。
一枚食べたところではまだまだいける。って思ってもう一枚頼むと、だんだんナンの甘さが応えてきて、ペースダウン。それでもなんとか美味しい内に食べきって、会場へGO。

インドカレ~~

でもって、講習はというと大規模化して、生産から流通までを実践している農業法人代表のお二人の講演。
大規模化して流通販売まで、ってのはこれからの農業の既定路線といわれているもの。それに沿って成功している方々の成功談なので、刺激的ではありましたが、個人的にはあんまり興味の湧く内容ではありませんでした。
想定される未来像もそっち方面にどんどん進んでいくというもので、これからは大規模化して、徹底した省コストが必須とか繰り返されて、だいぶ不安になってしまった次第。

農業経営革新支援講座

講演を聴く

帰りには傷ついた心を癒やすために、温泉に浸かって来ましたよ。
河北町の『べに花温泉 ひなの湯』。
45℃の源泉風呂が体の芯までしびれました。


春に向けての一歩2015年02月26日 19時48分

ここのところめっきり暖かくなって、どんどん雪が溶けていっています。とはいえ、まだ1m以上はたっぷりと積もっているのですが・・・。
日曜日は有機JAS認証の講習会。いつもの南陽市ではなく、宮城県の会場に参加しました。
向こうは別世界ですね。枯れた草の間に緑がのぞいています。

午前中はJAS認証の説明。午後は民間稲作研究所、稲葉先生の有機稲作の講習でした。
久々に一日ビッシリ机に向かいました。

帰りは川渡温泉『藤島旅館』のお風呂に浸かって、新庄市内の居酒屋で一緒に行ったI井くんと一杯。
町に出てお酒を飲むなんて久しぶりだあ。

それからまた、脱穀作業に戻ります。
除雪作業に時間が取られないので、作業がはかどります。
雑穀類の脱穀はアマランサスを残すのみ。やっと出口が見えてきました。
今日はというと秋に脱穀しておいた豆類の唐箕選。
手動の唐箕でゴミと豆を選別します。
うーん、まだ乾燥が十分じゃないみたい。
春になったらまた天日干ししなきゃならないな。

明日からまた天気が崩れるみたいですが、確実に春は近づいてきていますね。

有機JAS認証講習会

午後からは有機稲作の勉強会。

豆の唐箕選