体を癒やしに行ったのだ。2010年06月13日 20時49分

種まきも終わった。アイガモも田んぼに放した。やっと一段落付いたってことで。
肩がものすご~く張っているってことで。
ずーっと休んでいなかったってことで。
ひさびさに温泉に行ってきました。保養のために。
行き先は鳴子方面。中山平温泉スタンプラリーの2周目もスタートしなければってことで、いや、あくまで体の疲れを癒すために。

心の保養も必要ってことで、天気もいいってことで、オートバイで行ってきました。
最初は『鳴子らどん温泉』。前回は冬季閉鎖で入れなかった露天風呂へ。
木造の湯小屋と石造りの床がなかなか良い雰囲気なんだけれども、鉄筋の宿泊棟に左右を挟まれ、見えるのは空と木の衝立ばかり。
これだったら、内湯でガッツリ汗をかくか、自炊部『東蛇ノ湯』の渓流沿いの露天風呂でのんびりした方がいいな。
意外とヌルヌル感弱し。掛け流しだけれど、源泉温度が100℃あるので、お湯をためる時に水を加えるのかな?

お風呂から上がって久しぶりに『藤治朗』で板蕎麦を食す。相変わらずここの蕎麦は絶品です。

さて、目的はスタンプラリーではなく保養なので、ゼッタイ行くぞと決めていた東鳴子温泉の『高友旅館』へ。
宿の雰囲気最高です。
名物の黒湯に入ろうとしたら、宿泊のおばちゃん達がこれから入るところ(混浴です)だったので、遠慮して前回入らなかった「ひょうたん風呂」へ。
迷路のような薄暗い廊下をうねうねと進んだ先に小さな浴室。3,4人しか入れないひょうたん型の湯船にオリーブ色の源泉が掛け流されています。
例の強烈な油臭というか、薬臭というか、コールタール的な素敵な臭い。
足を入れるとビリビリ強烈な刺激が襲うものの、湯船に浸かってからだが慣れてくると、今度はまったりと包み込むようなやさしい感触に変わります。
体の表面にびっしり微細な泡付き。ああ、一日中この臭いとお湯に包まれていたい。
じぃっくりと時間を掛けてお湯を楽しんだあとに、上がって服を着ようと思ったら、ものすごいビリビリと大きな音。地震のようです。こちら素っ裸。ドーシヨー。
揺れは強くないものの、なにせ古い建物。木枠のガラス窓がビリビリものすごい音を立てます。しばらくガラス窓を揺らして地震は収まりました。何事もなくてよかった。

ちょいと岩出山まで足をのばして『あら伊達な道の駅』に立ち寄って、ウロウロ店を見物していると、ありました!
噂のアレがとうとう商品化!
ここ大崎市に潜んでいるという噂の野良カンガルー!
それをラベルに使った『カンガルー酒』!
もちろんカンガルーなのはラベルだけでしょうけど、やっぱりというか、とうとうというか。
それにしてもほんとに居るのか野良カンガルー。
今どきなんともロマンのある話です。

ひとしきり見物して帰途へ。
まだ時間があるなあってことで、せっかくだからもう一つはいっていこうか。
広いロビーがあって、マッサージ機なんかが置いてあった中山平の『仙庄館』へ。
ここは中山平にはめずらしい大きな温泉ホテルです。
日曜の日中ってことで、廊下中にこだまするカラオケの音、音、音。
内湯とは離れた露天風呂へ。前回入った時は白濁していたけれども、今回は無色透明。硫黄臭もほんのり弱め。
ちょっと物足りないけれど、強烈なお湯に入ったあとの締めにはちょうどよい?
上がってから内湯を覗いたら、前回温泉成分で曇っていた巨大な窓ガラスが今日はきれいに磨かれていて、新緑の山々がとてもきれいに映えています。
入浴中のお客さんが素っ裸で仁王立ち、腰に手を当てて眺めておりました。

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