サヨウナラ2014年02月04日 16時48分

先日愛犬が亡くなってしまいました。
過去の記録を調べてみたら今年でちょうど10歳でした。

生まれたばかりで捨てられた子犬を弟がもらってきたのでした。
人工乳で育てたせいか、小さい頃は皮膚病にかかって、顔中カサブタだらけでした。
すぐに治ったのですが、花粉症のようで、毎年春には私と一緒にくしゃみをしていました。
それ以外は病気や怪我もなく、すくすくと成長し、毎日の散歩は欠かせませんでした。
しかし、昨年の秋頃にはまた顔にカサブタが出来てきて、冬が近づく頃には元気がなくなり、滅多に外に出てこなくなりました。

気性も穏やかで、ゆる~く番犬をつとめてくれました。
アイガモの雛がカラスにやられないように見張り番もしてくれました。
長らく癒やしをありがとう。サヨウナラ。




久しぶりに血を見たぜ2014年02月08日 20時16分


また吹雪だよ~
おとといの話。

もう春が来るような陽気が続いたあとに激しい吹雪が来ました。
けっこう風が強かったので、あちこち吹き溜まり。
午後には風が和らいだため、これは久しぶりにハウスの除雪をせねばと、除雪機を引っ張り出しました。
ハウスに向かう道は腰の辺りまでの積雪。ハウスの西側は風が強かったので、ほとんど雪は無し。逆に東側はいつもの倍ほどどっさりと雪が積もってます。
う~ん、まずはこれまた腰の辺りまで雪が積もったハウスの扉を開けて、出入りを確保しないと。

ヨイショ。  
うーん。
それ、ドッコイショ。
まだか、エーイ!
ガラガラ、バシン!
イテーーーーー!
右手の人差し指を挟んだー!

イテー、前回も挟んだんだ、気をつけなきゃならないはずだったのに。
痛みに耐え手袋を外すと、意外にザックリいってます。爪の周りから血がドボドボと。アー、イテー。
家に戻って絆創膏でグルグル巻き。
このまま休みたいけれども、明日は講習があって山形市まで行かなきゃならない。今日中に除雪しとかないと万が一また雪が積もってハウスが潰れてしまったらタイヘン。

ズキズキ痛む指をかばいながら除雪再開。
吹雪いた割には湿った重たい雪が山ほど積もっています。
時々吹雪いてきます。
寒いです。
指先が凍えてくると痛みが和らぎます。
でも、手袋から血がにじんで、雪を赤く染めます。
沈んだ心と傷んだ指をかばいながら黙々と作業を続けます。体の芯が凍える頃やっと作業完了。
家に戻って体を温めると、指先の傷がまたどくんどくんと痛み出します・・・・。

そしてきのうの話。

山形市で行われる『有機農業支援講座』。
いつものI井くんと一緒に車で朝8時出発。
ハンドルを握る指先がまだズキンズキンと痛みます。
いつもの通り村山市辺りまでは雪が降ってます。
東根から先、山形市まで来るとサッパリ雪が無い。これが同じ県か。

去年に引き続きの講座受講。今年の講師は有機農業を大きな規模で展開する方々。
家でやっている農業とはだいぶ規模も経営方法も違うのだけれども、有機農業に対する肝の部分、栽培に取り組む姿勢など大変参考になりました。

受講を終え、帰途につくも、指の傷ゆえお楽しみの温泉はお預け。
いくつもの温泉を素通りし、家に帰ってきました。クヤシー。

有機農業支援講座

有機農業支援講座

お昼は『〇銀家』のワンタン麺に半チャーハン。

醤油を仕込む2014年02月18日 20時42分

2月も後半、積雪は峠を越えたようですが、ここ数日は厳しい寒さと強風です。

今年は醤油造りにチャレンジしてみようと。
味噌は毎年造っていて完全に自給出来ているのですが、醤油となるとちょっとハードルが高そうで手を付けていませんでした。
原料も味噌の場合はお米、大豆とも自給できるのですが、醤油となると原料となる小麦の確保が難しいのです。
以前に何年か作付けしてみたのですが、雪の多い年は冬を越すことが出来ず、うまくいきませんでした。
そこでネットで探して、自然栽培の小麦を販売している農家を発見。
そこから玄麦を購入。大豆はもちろん家の無農薬大豆。
醤油用の種麹もネットでゲットして、作ってみました。

味噌造りをするときもそうだけれども、鍋とか大きいのが無いので、2回に分けて仕込みます。
小麦を煎って砕いて、種麹を混ぜる。それと茹でた大豆を合わせて麹を培養。
もちろん麹室など無いので、鍋とコタツで作ります。
温度管理はし易いけれども、湿度はどうか?もう、その辺はテキトーです。
それでもいい具合に麹菌が繁殖して、いい糀が出来ました。
これを塩水と共にバケツに入れて熟成するのを待ちます。
2年ほど掛かるそうで。
果たしてちゃんと醤油になるのか?
お楽しみは遠い未来。
やっと仕込み終わったと思ったら、今度は味噌樽が一本空きました。
さっそく味噌も仕込まないと。

材料をそろえて

小麦を煎る

大豆を煮る

小麦、大豆、種麹を混ぜる

麹菌が繁殖

塩水と仕込む。

温泉を汲む、餃子を食らう、温泉に浸かる。2014年02月26日 21時07分

今年は雪が少ないなあ、なんて感じていたのは去年までが桁外れに雪が多かったからで、今年も十分に大雪の範疇です。
それでもここのところ日差しになんとなく春っぽさを感じるようになってきました。
今日も晴れ、かなりいい天気です。

汲み置きしていた温泉が切れそうになったので、鳴子まで温泉を汲みに行ってきました。
もちろんいつのも中山平温泉『あすか旅館』。
保健所の飲泉許可を取っている飲める温泉です。
家からは車で1時間くらい。でも、春になるからか、年度末だからか、路肩の排雪や道路工事で国道がやたらと片側通行。
ちょっと時間がかかりました。
旅館に着いてみるといつもの通り温泉を汲む目的の車が数台並んでいます。
おっと、玄関前に立て札が。ナニナニ?あれ?タッタッタイヘンダ。
以前は日帰り入浴600円で温泉を20Lタンク3本まで汲んでいってよかったのが、入浴と汲んでいくのが別料金になってるー!
想像だにしていなかった展開!

温泉が

汲むのに長い時間並んだので、温泉には入らずに昼食にして、別の温泉に入ることに。
昼食はもちろん川渡温泉の『楓林』です。
鳴子に来ると毎回ここ。
他の店にも入ってみたいけれども、どうしてもあのジャンボ餃子が私たち一家を呼び寄せるのです。
上のムスメが数日前からなぜか、ワンタンメン、ワンタンメン、ワンタンメンが食べてみた~い!って言い続けているので、私とムスメでワンタンメン大盛りをシェア。
オクサンは五目焼きそばを。
どちらも街道沿いのドライブイン的中華屋のお手本のような趣。
そして私たちを惑わす魅惑のジャンボ餃子。

ワンタンメン

五目焼きそば

そして魅惑の餃子

めくるめくひとときを過ごし、オクサンのリクエスト、『あら伊達な道の駅』まで足を伸ばし、そして温泉へ。
今回は中山平温泉の日帰り施設『しんとろの湯』へ。
無料の広間があるので、赤子連れでの入浴にはもってこい。
上のムスメは居る人みんなに愛想を振りまき調子よすぎ。7ヶ月になった下のムスメは誰の顔を見ても泣き出す始末でてんやわんや。
それでも温泉は絶好調。強い硫黄の香りと「ウナギ湯」とも呼ばれるヌルヌルした浴感のお湯がタマラナイのです。
あまり長湯するとグッタリ来るので、ほどほどにして帰宅の途へ。
いい一日でした。

しんとろの湯

ハロー!純一2014年02月27日 19時51分

石井克人監督の大ファンなのですよ。

おととい、ネットをうろうろしていたら、石井監督の新作が公開されているではないですか。
しかも今週末から上映時間が朝と夕方だけになってしまう。乳飲み子を抱える身としてはちょっとハードルが高い。
これは是が非でも今週中に見に行かなければってことで、今日一人で行ってきました。三川のイオンシネマ。

石井監督の前作『スマグラー -おまえの未来を運べ-』は流血量タップリのバイオレンスアクションだったけれども、今作は小学生が主人公のお子様映画。
「子供にもっと映画館に来て映画を見てもらいたい」といったところからスタートした企画らしいのです。
そのため、なんと小学生は無料!
そういった興行上のハンデを乗り越え、スタジオジブリの鈴木プロデューサーらの協力を得て、低予算の自主映画ながら、全国のイオンシネマ95スクリーンでの上映になったのだそうです。

で、行ってみると・・・平日の日中。そりゃ、子供映画を見に来るお客なんて他にいませんわな。
上映はこのシネコンで一番大きなスクリーン。
客はワタクシただ一人。なんとゼイタクな。

内容はというとですねえ・・・・。
アタシャもうダメなんです。
子供の映画ってだけで、涙腺が開きっぱなしになってしまうのですよ。
ほんとによくありがちな、だれもが子供の頃に経験したことがあるようなエピソードが並んでいるだけなのですよ。
ハデな仕掛けとかないフツーのお話なんですよ。
けっして「泣かせ映画」ではないのです。
脱力系のゆる~い笑いが詰まった愉快な映画なのです。
それがかえってダメなんですよ。
もう、始めから終わりまで泣きっぱなしですよ。
ほんと、周りに誰も居なくてよかった~。

平日の日中、子供映画の映画館から、目を腫らして出てくるオッサンってどーなのよ。

ハロー!純一