涼風が 運ぶ緑と 硫黄臭2018年06月05日 20時36分

何はともあれ、田植えが終わってホッとしました。
この春はなんか田んぼに掛かりっきりで、畑のほうの作業がサッパリ進んでいません。
そんなわけで、すかさず野菜畑の作業に突入。
とはいえ、やっぱり少しは休みたいってことで、日曜日にみんなで温泉に行くことに。

もう、どこに行くかは田植え中からあれこれ検討して、もう決まっていたのですけどね。

秋田県の泥湯温泉。3、4年ぶりくらい?
車で一時間ちょっと。昔はオートバイでよく通っていたのに、なんとなく足が遠のいていいました。

ネットで近況を見てみると、一昨年に奥山旅館で火事があり、宿が全焼。
現在は日帰りのみ営業という状態らしいのです。
しばらく行かない間にそんなことになっていたとは。

国道13号線から東に折れ、田園地帯を抜け、山奥深く入っていくとある小さな温泉場。
もともとほんとに山奥にある小さな湯治場だけれども、現在は旅館2軒のみ、しかも一軒は焼失して日帰り営業のみというかなり淋しい状況。
日帰り客も以前よく来ていたときから比べるとだいぶ少ない様子。宿は再建中の基礎だけが出来ている状態。
しかし、自慢の露天風呂は以前のまま健在です。仮設の小屋で名物の黒タマゴ販売と入浴受付をしていました。

山側の大露天風呂と、川側の内湯&混浴露天があって、以前はよく川側の方に入っていたので、今回は山側の大露天風呂に。

趣のある木造の脱衣室の扉をがらっと開けると山裾に作られた石造りの広い露天風呂が目に飛び込んできます。
おっ、誰も入っていない。

以前はもっと真っ白いお湯だった気がしますが、湯船に浸かれば沈殿した泥が舞い上がり濁り湯に。
硫黄の臭いと、ちょっと鉄っぽい味のお湯。
源泉と沢水で温度調節。ぬるめで長湯できる温度です。
晴れ渡った空に山間を流れる初夏の風。何とも心地よいものです。

昔どろゆ食堂があった場所に、カフェ的なものが出来ていました。でもあのどろゆ食堂のラーメンが懐かしいなあ。

仮設の

奥山旅館の露天風呂

そばカフェ

再建中

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