オートバイで走る。温泉へ。2010年07月20日 19時10分

毎日暑い中の仕事、さすがにもう限界。ちょっと頭を空っぽにしよう。
で、オートバイで遠乗りです。
遠乗りといってもいつもよく行く辺りに日帰りでダラダラと行くだけですが。
とにかく今回はオートバイで走るのが目的。と言い聞かせつつも「北東北 日帰り温泉」を持参。青森、岩手、秋田の温泉284湯に無料、または格安で日帰り入浴できるという夢のような温泉本です。
行き先はいつも行く秋の宮・泥湯からちょっと進んで、小安峡方面へ。

毎日30℃越えの暑い日が続いたけれど、今日は27℃くらい、けっこう過ごしやすい気温です。
国道13号線から泥湯温泉方面に入っていって、泥湯温泉手前で小安峡方面へ方向転換。途中滝つぼが天然の温泉になっている「川原毛大湯滝」を過ぎます。平日のこの時間ならほとんど人がいないだろうなあ。ちょっと入っていきたい気もあるが、グッと我慢して小安峡へ。下界よりちょっと気温が低いか?
昨日までの連休ではさぞ人が多かったろうけれど、今日はほとんど観光客はいません。やっぱりオートバイで走るなら平日に限りますね。

小安峡温泉をちょっと過ぎて、奥小安・大湯温泉の『阿部旅館』へ。
渓流沿いに建つ小さな宿。建物は流行りの民芸調ですな。
平日なのに駐車場には車がギッシリ、ちょっとビビリます。
玄関で温泉本にスタンプを押してもらいます。これで入浴無料です。
玄関を出て、建物の脇を通って下っていった川沿いに湯小屋があります。
4,5人入れるくらいの内湯、露天、渓流沿いにせり出したも一つ露天風呂。湯小屋の雰囲気やロケーションはバツグンです。
まずは内湯へ。う~ん、無色透明、無味無臭。若干のスベスベ感。温度は適温ながら、何かしっくり来ない。露天も同じ感じ。循環かだいぶ薄めているのだろうか?不快な塩素臭はしないけれども、何か水道っぽい感じが。
内湯の隅にある掛け湯の枠に流れるお湯を口に含むとトロリとして、薄めながら硫黄の風味。本来のお湯はこんな感じなんだろうな。このお湯はなかなか良い感じなのになあ。
その先の露天は掛け流しのよう。大きめの湯船にちょろちょろ源泉が投入されていて、だいぶぬるめ。夏にはいいかな。
それでも熱めの方が好きなので、内側の露天に入ってボーッとしてると、冷たい風が吹いてきて、なんとも気持ちいい。
お湯はともかく、なかなか風情のあるよいお宿でした。

ちょっと小安峡まで戻って、食堂で稲庭うどんをいただきました。
子供のころはちっとも美味しいと思わなかったのに、最近はそれなりに美味しいと思うようになりました。大人だなあ。

食後、栗駒山の方へとオートバイを走らせます。標高がどんどん上がっていって、気温が急激に下がっていきます。メッシュのジャケットでは寒いくらいです。須川高原、いつも駐車場がいっぱいで、路肩まで車があふれている栗駒山荘は駐車場の半分くらいしか車がありません。
あ~、ここもただで入れるんだけどなあと思いつつも、今日は温泉じゃなくて走りに来たんだと思い直し山を下ります。
もう一度小安峡に戻り、『太郎兵衛旅館』のお風呂に入りました。ここも無料です。
とてもきれいなお宿です。その湯小屋もなんとまあ立派なこと。
ぶっとい秋田杉で建てられた浴室にゴツゴツ感を残した大きな石を組んで作った浴槽。お見事というほかありません。
20人くらいは入れるでしょうか。大きな浴槽に無色透明なお湯がちょろちょろと掛け流されています。
温度はややぬるめです。スベスベ感はあまり無し。特徴の薄いお湯ですが、お湯をすくって臭いを嗅いでみると、土臭いというか、うっすらと地中から湧き出した感じの臭いがします。細かな湯花も舞っています。
進んで入りに来ようという気にはなりませんが、悪くはないお湯です。

なんか結局温泉がメインになってしまったような。
今回入った二軒はどちらも宿の雰囲気やまわりの環境がよくて、日帰りでお湯を楽しむというよりは泊まってゆっくりと気分転換、休養したいと思うような宿でした。
泊まりで温泉行きたいなあ。

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