白鳥の 声と醤油を 仕込む日々 ― 2019年03月15日 18時15分
今年は春が早いのでしょうか。
ピカピカ日が照って、どんどん雪が融けていきます。
道路はすっかり乾いています。
この陽気に乗って、育苗ハウス周りの消雪作業をはじめました。
雪が少ないので、例年以上に楽な作業です。
合間を縫って自家用醤油の仕込みです。
大豆は自家産ですが、小麦は出来ないので、石川県の有機小麦を購入しました。
塩も作っていないので、購入です。
米、大豆とも自家産の味噌よりも自給率が下がりますね。
何年か小麦栽培にチャレンジしたのだけれど、収穫が年によって積雪の量に左右され、なかなかうまくできませんでした。
醤油麹も自分で仕込みますが、米麹よりも温度管理がシビアでなかなか難しいです。
ともあれ、今年も無事仕込み完了。仕上がるのは2年後です。
ぼちぼち今年の作付けする種や肥料の設計、注文など取り掛かっています。




春の雪 種籾浸ける 氷水 ― 2019年03月30日 20時17分
雪解けは早かったものの、ここのところ寒い日が続き、週間天気予報は雪マークがズラリと並んでいます。
冷たい風に凍えながら、育苗ハウスの骨組みの組み付けや、仕舞って置いた機械を引っ張り出しての配置換え、春野菜の種まき、種籾の芒取り作業等々、だんだんと忙しさが増してきました。
昨日は雪の予報の合間を縫って唯一の曇りの予報だったので、種籾の塩水選と温湯消毒を計画。
でも、朝起きてみると一面雪で真っ白。空気が冷たい!
それでもめげずに決行。
塩水に種籾を浸けて浮いてきた軽い籾を取り除く塩水選。水の冷たいこと!
春休み中のムスメもお手伝い。
風は身を切るように冷たいものの、作業小屋に遮られて吹きさらしにはならずに作業できます。
作業が進むにつれ、だんだんと日が照って暖かくなってきました。
塩水選が終わると今度は種籾の温湯消毒。
60℃のお湯に10分ほど浸けて、病原菌を殺菌します。
作業は一日で滞りなく終了。
処理の終わった種籾は種播きの時まで水の中に浸けておきます。
夕方にはまたかなり冷え込んできて、今朝は雪が降らなかったものの、種籾を浸けた水槽には氷が張っていました。
今日は時折冷たい雨が落ちる中後片付けや育苗ハウスの準備。
明日からの天気予報はまた雪マークが並んでいます。




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