出来秋の 山場を越えて その次は ― 2019年10月06日 17時34分
秋も深まり、ずいぶん寒くなってきました。
ここ新庄は秋が深まってくると、朝は毎日のように深い霧に包まれます。
さらに秋が深まると、昼頃まで霧が晴れない日もあります。
朝の農作業は朝露でぐっしょり濡れながらの作業です。
台風名残の雨を挟んで、無事稲刈りが終わりました。
雨に泣かされた去年と違って、今年は最後までずいぶんと楽な稲刈りでした。
これからまだまだ籾すり作業が残っていますが、とりあえずは一段落、ホッと一息です。
夏~秋の野菜の収穫もだいぶ減ってきて、大根やカブなど、秋~冬の野菜の収穫が始まります。
豆・雑穀の刈り取りと並行して、野菜の収穫作業も始まります。
10月の週末は毎週ムスメのスポ少の大会もあります。
やっぱり忙しい毎日です。
でもとりあえずは、平日にでも、山の温泉にでも浸かって来ましょうか。




温泉の 香りカレーに かき消され ― 2019年10月13日 17時32分
無事稲刈りが終わり、さて籾すり作業、と、その前にちょっと温泉とか行きたいなあなんて思ってあれこれ思いをぐらせていたのですが、ちょうど東根の『農haco』さんに出来たばかりの稲穂のドライフラワーを納品しなければならなかったので、ついでに温泉に寄っていこうなんて目論んだわけです。
子供を保育所に送ってその足でオクサンと納品がてらの骨休め。
東根なら東根温泉があるけれど、もちょっと淋しい感じのところがいいなあ。
河北町の海老鶴温泉にするか、村山の湯舟沢温泉にするか。
納品をしに行くと山形の花屋さんから大量の発注があるとのこと。ありがたいけど、これじゃ米農家か稲農家か分からんなあ。
納品を終え昼食。
この間見かけたあの店に行ってみたいなあ。
パキスタン・インド料理店『東北スターラ』。
ちょっとくたびれた建屋と、原色ギラギラの看板。入り口の扉にはパキスタンの国旗。外観は雰囲気バッチリです。
注文したのは二種類のカレーが選べるスペシャルランチ。
マトンカレーとキーマナスカレーをチョイス。
オクサンはタイ料理メニューからグリーンカレーを。
到着した料理はなんか、定食屋さんでよく使う和風のお盆にのってでてきた。カレーの器も白い陶器の和定食的なやつ。ちょっと興ざめ。
でもカレーはおいしかった。
マトンカレーはがっつりマトン臭のするワイルドなカレー。羊肉も食べ応えのあるブロック肉。
キーマナスカレーはスパイスがマイルドで旨みのある食べやすいカレー。
ナンもふわっとした感じで、食べやすい。
辛さはどちらも控えめだなあ、と、オクサンの頼んだグリーンカレーはココナツミルクの色?パステルグリーン。やさしい色に似合わず結構な辛さ。オクサン、火を噴きながら食べてました。
ナンをおかわりしたときふっと気が付いた。あ、インド音楽が流れてない。
あれがないと、なんか気分が盛り上がらないなあ。
さあ、腹がふくれたら温泉だ。
河北町まわって行くのもなんか億劫になったので、帰る途中にある湯舟沢温泉に決定。
国道からちょっとそれて山の中へと進むと駐車場があり、やった他に車がない。と、宿へと向かう道に「本日臨時休業」の看板。ガーン!
なにー!今日はカレーを食いに来たんじゃないんだよ。温泉に入りに来たんだよ!
どーしよー。他の温泉にするか。あっちはどうだ、こっちはどうだ、めまぐるしく脳みそが思考を巡らすけれど、やっぱりダメ。
道中ずうっと体が湯舟沢温泉になっていたので、他の温泉に向かう気力が出ない。
というか、カレーで満足してしまったところもあるし・・・・。
結局温泉あきらめておとなしく帰ることに。
ああ、次はいつ行けるだろう。




収穫は 雑穀?はたまた 雑草か。 ― 2019年10月21日 18時27分
稲刈りも終わって、本格的に雑穀の刈り取り・・・・に入ったのですが、これがどうにも。
自宅の近くの畑に植えたアワ。夏、作業の手が回らず、草取りもハンパなうちに、あれよあれよと指をくわえてる間に、まあ、雑草の伸びること伸びること。
すっかり背の高い雑草に覆われてしまって、頭を悩ませていた野鳥対策なんぞ無駄なほどに雑草の海になってしまいました。
恐る恐る刈り取りに入ると、まあ、8月、なんとかアワが顔を出していたあたりまでの順調な成長をうかがわせるものの、その後の雑草に埋もれてしまった事を雄弁に物語る穂の成長の貧弱さ。
光の当たる周辺部分は立派な穂が伸びているものの、こちらは野鳥にかなり食べられていて、とても販売できるほどの収穫は見込めない状態。
なんとか来年の種分くらいはと願いつつ、ひたすら雑草を刈り取る日々。
まだまだ続きます・・・・。




手作りで 淋しい秋に 焚く灯り ― 2019年10月29日 20時43分
ヒマなわけじゃないんですよ。まだまだ収穫作業が続きますし。
それでも稲刈りが終わると、ちょっとホッとするというか、仕事のペースがスローになってきます。
そんでもって、刈り取りの出来ないときなんかに、忙しくて出来なかったことをやってみたりするんです。
ってなわけで、前々から作ってみたかったロケットストーブってやつを作ってみました。
薪ストーブの一種なのですが、細長い形状で、断熱保温された煙突に高温の燃焼ガスが流れ込んで上昇気流を生み、・・・・・・・・・完全燃焼し煙がほとんど出ないといった代物。
理屈はともかく、youtubeなんかを見ると結構簡単に作れそう。
主な材料はペール缶とスレンレスの煙突菅、断熱材としてパーライトくらい。
ホームセンターあたりで調達できそうなものばかり。
なわけで、作ってみたわけです。
ペール缶に穴を空け、煙突を差し込み、煙突の周りにパーライトを詰める。ものの30分で完成です。
さっそく燃焼試験。
杉林から剪定した小枝を拾ってきて、燃やしてみます。
炎が気流によって煙突内に吸い込まれます。煙もだんだん少なくなってきます。
こりゃなかなか面白い。見てるだけで楽しいのです。
煙突部分に五徳を乗せれば、煮炊きも出来ます。
なんか楽しみ。
まあ、燃焼部分が薄い鉄板なので耐久性はないでしょうが、おもちゃとしては上々です
悪乗りして暖房仕様にも出来るようにオプション追加。
煙突を延長して、ペール缶をも一つ被せ、排気の煙突を付け足し完成。
さらに燃焼試験。
暖房効果は??ですが、ちゃんと燃焼。
冬のハウス内作業はこれで暖をとろうかな。冬が楽しみです。






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